毎日Eトレ!【435】このような機会を頂けて恐縮です

日常会話
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英語でこれって何て言うんだろう? そんな疑問に思う瞬間、ありますよね。毎日Eトレ!では日常で使えるフレーズをテーマごとに紹介して解説します。またこの他にもこう言える、というバリエーションも紹介するので早速会話でしゃべって使えるようになりましょう。今回は日本人なら言いたい、「このような機会をいただけて恐縮です」です。

 

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I am humbled to have this opportunity.

このような機会を頂けて恐縮です

 

謙遜しすぎると「自信のない人」「やる気のない人」に。自分をうまく表現するネイティブ表現は?

どうしても謙遜してしまう私たち日本人。謙遜ばかりするのは、国際的に見たら、自信のない人に捉えられるので決していいことではありませんが、それでも言いたい!というのが日本人の性分なので、ネイティブでも使うような自然な謙遜の仕方を確認してみましょう。

humbleは日本語には何通りかの意味になりえます。I am humbled.のように使えば、「恐縮している」ということです。

In general, Japanese people are humble.であれば、「一般的に日本人は腰が低い(謙遜をする)」という意味になります。

humbling experienceのように言ったら「屈辱的経験」や「自分が小さく感じた経験」のように、ネガティブな響きになります。ちょっとした違いで響きが変わってしまいます。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

She was humbled by the compliment.
彼女は褒められて恐縮していました

▶先の会話例のように「恐縮」という意味であれば、humbledのあとはto不定詞になるか、ここでの会話例のようにbyをつけて使われることが多いです。

ただこのhumbledを言うのは日本語の感覚で、新しい職場などで言ってしまうと、やはり自信がなくて、新しい仕事に対してやる気のある人にという印象は持たれないので気をつけたほうがいいでしょう。何か受賞したときや選ばれたときや、ものすごく褒められたときなどが適切な状況と言えるでしょう。

 

I am so honored to be here.
このような場に立たせて頂き、とても光栄です

▶謙遜の代わりに、このようにI am honored to ○○.「○○で光栄です」のほうが、アメリカであれば自然でよく耳にすると言えると思います。

恐縮するより、「感謝する」という感じですね。これも文化の違いが出ていると思います。

日本人には嫌味に捉えられることもありますが、文化によってアメリカでは嫌味に聞こえることはないので自信を持って言って大丈夫ですよ。

 

ライタープロフィール●Yukari Weber

英語を母国語としない人向けの英語教授法の資格TESOL取得し、英語コーチとして大人からのやり直し英語、親子で楽しむバイリンガル子育てをサポート。自身のアメリカ留学、アメリカ人との国際結婚、二児のバイリンガル子育てなどのアメリカ実生活を通して、教科書からは学べないリアルな英語や文化の違いを伝えるとともに、学習者や海外在住者のストレスをなくし、楽しい生活を応援して行くことをミッションとしている。お笑い好き。

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