東急ハンズに聞いたスーツケース選び
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東急ハンズに聞いたスーツケース選び
2018年のおすすめランキングTOP5

東急ハンズに聞く旅行に留学にスーツケース選びと人気モデル

夏休みのホームステイや留学、もちろん海外旅行にも使えるスーツケース。洋服のように頻繁に買い換えるものではないから、選ぶポイントを知って賢く選びたいもの。今回はスーツケース選びのコツと今おすすめのスーツケースをランキングでご紹介。東急ハンズ渋谷店のトラベル用品売り場で長年スーツケース選びをアドバイスしてきた榎本大祐さんに伺いました。

 

スーツケース選びのポイントをつかんで賢く選ぼう!

 

―― スーツケースを選ぶ際に絶対に外せないポイント、サイズの問題って何ですか?

 

まず気をつけていただきたいのは、スーツケースの預け入れできるサイズです。

無料で機内持ち込みできる預け入れ荷物のサイズ規定は3辺合計157cm以内(157cm以内だと最大100リットルほどのスーツケースがある)が一般的です。

持ち込みできる荷物の数は各航空会社によってさまざまですが、原則ひとつまでと規定がある航空会社が多いですね。

あとは、必要な荷物が全て入りきるか?飛行機に預け入れることが出来るか?のふたつが基準になってきます。

 

―― スーツケースを機内に持ち込むかどうかで分かれるわけですね。

 

そうですね。スーツケースの容量算出は1泊10リットル程度を目安とすることが一般的です。ですから2週間以上の滞在なら、90リットル以上のスーツケースをお勧めします。

でも、ホームステイを引き受ける施設や建物には、自分で洗濯をできる設備が整っている場合が多いので、長期の留学になってくると、当面の荷物だけ持っていってあとは現地調達をしてローカルのライフスタイルを楽しむ方も多いようです。

 

―― スーツケースには、ソフトタイプとハードタイプのふたつがあると思うのですが、どっちが良い悪いなどはありますか?

 

ソフトタイプの良さはポケットが付いていることで、片側に詰め込むだけでいいということです。パンフレットや日程表の確認をする時に、ポケットからすぐに取り出せることが魅力です。また、どれだけ荷物を詰め込んだかが一目瞭然なので、初めて海外に行くような人でも使いやすくなっています。

 

ハードタイプの良さは開閉が楽ということに加えて、バリエーションが多く、選択の幅が非常に広いこと。耐久性・防犯性・重量など、さまざまなシーンに応じて選ぶことができます。

例えば、下記のような感じです。

 

・小さなお子様や小柄な女性には、軽量型のジッパースーツケース

・不特定多数の人が行き来する場所にスーツケースを保管する場合は、防犯性の高いフレームスーツケース

・使用頻度が高くなる場合(家族で共有するなど)は耐久性の高いハードタイプ

また近年の傾向として、軽さに重きを置いたファスナー型が人気なのも見逃せません。

ファスナーかフレームかでスーツケース自体の重さがだいたい1Kgくらい変わってきます。でもどちらが優れているとかではなく、フレームには詰め込み易さやハンドルの強さなど、さまざまな利点があるので、使用するシーンに合わせて選んでいただければ嬉しいですね。

 

―― TSAロックはついている方がいいですか?

 

そもそもTSAロックとは、セキュリティチェックが最も厳しいアメリカであっても、カギをかけたまま航空会社に預けることができるロックのこと。現在市場に出回っているほとんどのスーツケースには、TSAが搭載されているので、個人的にはそこまで難しく考えなくてもいいと思います。

鍵式・ダイヤル式と2種類のタイプがあって、どちらも鍵を無くしたり、番号を忘れると開かなくなってしまうので、鍵の管理はしっかりおこなってください。

留学やホームステイでは、ホテルと違って貴重品類の管理が甘くなりやすい傾向になるため、貴重品をしまう保存場所として鍵やケースなどを一緒に選ぶことをお勧めします。

 

他のタイプが気になるあなたは!

 

渋谷・東急ハンズがおすすめする、注目のスーツケースランキングTOP5

東急ハンズにいらっしゃるお客さんからも特に人気があってオススメなものをランキング形式でご紹介いただきました。

 

第5位

ローリングサンダー30/ザ・ノース・フェース 

サイズ 80ℓ4.5kg/価格 39,960円(税込)

 

男性にぴったり! タフさとデザイン性を兼ね合わせたスーツケース

さまざまな形を収納できるソフトタイプのスーツケースで、アウトドアメーカーならではのタフさとデザイン性が人気です。汚れや水濡れに強い1000Dポリエステルや肉抜きした背面パネルなどを採用し軽量化を実現しています。

商品名の30インチはバッグの高さを表しており、機内持ち込み可能なサイズから、150L超の大容量サイズまでサイズも豊富です。

 

 

第4位

ZERO GRA/シフレ

サイズ 104ℓ3.6kg/価格 29,160円(税込)

 

超軽量でも10ℓ収納できる実用性に優れた逸品

「zero gravity(ゼログラビティ)」=無重力をコンセプトに作られたスーツケースです。とにかく『軽さ』にこだわっているのがこのブランドの特徴。ただ軽量なだけでなく、ボディにPC(ポリカーボネート)=飛行機の窓にも使用されている軽量&頑強素材を使用しています。

軽量だけど割れにくく、104ℓという非常に大きいサイズで長期の留学にはぴったりです。

 

 

第3位

ROLLZ/アメリカンツーリスター

サイズ 92ℓ5.5kg/価格 34,560円(税込)

 

二重ダイヤル錠を採用した安心モデル。光沢があるギラギラ感がカッコいい! 

軽量かつ細身なのに、気密性の高いフレーム式でパッキングがスムーズなハードケースコレクション。あまり他のブランドでは見かけない二重ダイヤル錠を採用。防犯性が高く、学生寮など不特定多数の人がいる空間で、貴重品をしっかり管理するのも安心です。

美しい鏡面デザインは使い込むほどに味が出てくるので、旅の楽しみを刻んでいくことでしょう。

 

 

第2位

レザー&モア/ストラティック

サイズ 100ℓ4.3kg/価格 35,640円(税込)

 

女子に人気! 安定のツインキャスター採用に防犯力にも優れたかわいい1台

パーツにレザーを使い、ラグジュアリー仕上げたドイツ・ストラティック社渾身のハードキャリー。名前の通り、一部レザーパーツを採用し、高級感のあるデザインです。

キャスターは日本メーカーHINOMOTO製のサイレントランを装着。ツインキャスターと二重ジッパーで耐久性があり、容量もあります。技術とラグジュアリー感がマッチしたお勧めのハードキャリーです。

 

 

 

第1位

hands+ライトシリーズ/東急ハンズ

サイズ 90ℓ4.2kg/価格 23,652円(税込)

 

いろんなスーツケースのいいとこ取り! 軽量で便利、なおかつお買い得な1台

最後に紹介するのは、東急ハンズのプライベートブランド「hands+(ハンズプラス) ライトスーツケースシリーズ」。こちらは2012年春の発売以降、年間3万台を売り上げるという人気商品です。 

その売れ行きの秘密は、4.2kgという軽さと2万円台というコストパフォーマンスの高さ。加えてキャスターロック付き、さらにストラティック社同様に静音性と走行性の高い「HINOMOTO」製のキャスターを採用、消音使用とお値ごろ感が満載な店だからと自負しています。

この他にも本体には、軽量かつ丈夫なポリカーボネイトを100%使用。内装は、ファスナーで開閉できる仕切りを両面に装着し、人目の付く場所でスーツケースを開いても気にならない仕様に。内装生地には、撥水・抗菌効果のあるタグを施してます。また本体部とフタ部にダブルでベルトを装備することで荷崩れのしにくい仕様になっています。

さらに電車やバスで勝手に転がることがないように、ストッパーを搭載しているのも地味に便利な機能です。こういった日本人目線の細やかさが人気を集めているんだと思います。

 

ひとくちにスーツケースと言ってもサイズや使い勝手はいろいろです。各ブランドから便利な機能が登載されたスーツケースが多数発売されているので、自分に合う1台を探して留学生活を楽しんでください。

ちなみに帰国は荷物がついつい増えがちです。お土産を買い込みすぎて、出国前の空港で慌てて荷物を減らすなんてことのないように気をつけてくださいね!(笑)

 

他のタイプが気になるあなたは!

 

取材・写真/竹治 昭宏

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