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BRIDGETと友人達のLetterを管理するDear B,のEditor達。彼女達の目標は、多くの女の子をBRIDGETのように世界に飛び立たせること。
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ENGLISH TIPS
2017.07.16

使える英語1日1フレーズ
「松島や」

1週間で女子力が上がる!

曜日別☆毎日英語フレーズ

学べば学ぶほど女子力がアップする! 使える英語1日1フレーズでは曜日ごとに、女子力アップに効くフレーズを紹介していきます。

日曜日は人間力アップの日! あなたが人生を変えたいと思ったなら、まず変えるべきは言葉です。

 

日曜日は…人間力アップ! 偉人の格言、名言

 

元禄三文豪にも数えられる俳諧師、松尾芭蕉。俳句の人だなんて思っていませんか? 芭蕉は俳句の名人、達人ではないんですよ。



 

Matsuo Basho(松尾 芭蕉)

 

Matsushima ah, Matsushima!

 

松島や

 

月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり。有名な『おくのほそ道』の冒頭部分ですがこれも俳諧紀行文と呼ばれています。俳諧というのは連句のことなんです。連句というのは五、七、五で始まる発句に七、七から成る第一句、次の五、七、五の第二句、第三句……とどんどん付け句していくもの。通常は複数人で行います。芭蕉も『おくのほそ道』の中で同行した弟子の曾良などとともに詠んだ連句を収めています。その中でもよく知られているのが松島で詠んだとされる句です。あまりの絶景に言葉が出なかったので松島という地名を連呼するだけの句になったと言われていますがどうやら芭蕉の句ではないようです。定かではありませんが狂言師の田原坊ではないかと言われています。ほかにも芭蕉ではなく弟子の曾良が詠んだのではないかと言われているものも。芭蕉は松島を訪れていないらしいというのが定説になっていて名所である松島を素通りする行為や1日4里も歩く健脚振りなどから芭蕉忍者説もあるんです。連句から初めの発句だけを抜き出して俳句と名付けたのは正岡 子規ですが現在、世界中で親しまれているHaiku Poemsはその国、その国のリズムに合うように若干、作り変えられているんです。


使える英語1日1フレーズ「松島や」
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