Dear B,

Digital Nomad
静岡生まれ。カナダに語学留学したのをきっかけに海外に興味を持ち、その後世界一周の旅に出発。一周後も生活の拠点を海外に移し、訪問した国は40ヵ国以上。趣味はダイビングにトレッキング、海外の可愛い雑貨集め。面白そうなイベントがあれば、世界中どこへでも飛んでいきます。現在はタイで子育てをしながら、次はどこの国に住もうか模索中。
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HOW TO
2017.09.28

「あなたの幸福度は何%ですか」
世界幸福度調査~アルゼンチン人編~

南米の中でも、幸福度ランキングの高い国、アルゼンチン。とっても広く、縦に長い国土を持っているため、北と南では全く違った機構を持つ国です。筆者は、長距離バスを使いアルゼンチン国内を旅したのですが、バスの車窓から見える草原と広い広い青い空がとても印象的でした。見渡す限りの広大な大地と、見上げれば電線一本も視界を遮ることなく広い空が広がるのです。縁取りのはっきりした入道雲がとっても気持ちがよくて。日本で空を見上げても、どんな田舎でも建物や電線、人の気配に入ってくるので、アルゼンチンの空をいつも焦がれます。そんな壮大な自然を有する国ですが、首都ブエノスアイレスはヨーロッパ調の街並みが軒を連ね、人々の賑わいがあります。町の壁にはグラフィティが彩られ、お散歩しているだけで楽しいのです。今回インタビューに答えてくれたのは、一家の大黒柱である、テルセロ。3歳と5歳の子供を持つお父さんですが、大黒柱と書いたものの、見た目や雰囲気はお兄さんという感じです。日本の父親像のような、硬い感じはなく、やわらかく、子供たちとも友達同士のような関係です。いたずらをしたり、子供たちと笑い転げている姿を見るとさながら彼も兄弟のよう。奥様は「彼も私の子供」と笑っています。そんなマルセロの一家は、現在は主に中南米を旅しながら暮らしています。マルセロはリモートワークでプログラミングの仕事をしてみたり、マクラメという編み物を使ったアクセサリーを旅先々で販売したり。奥様はヨガのインストラクターをしたり、ヴィーガン料理教室をひらいてみたりと、自由気ままに何物にも捕らわれず生きています。旅慣れている子供たちは、現地で常にお友達を作って走り回っているそうです。では、彼らの幸せとは。家族代表でマルセロにインタビューを受けてもらいました。

 

マルセロ/男性/36歳/アルゼンチン人

 

ーあなたはどのくらい幸せですか(100%のうち何%幸せか教えてください)

 

100%。自由に生きて、体も健康。幸せだよ。

 

ーあなたを自分が幸せと思わせるものは何ですか?

 

ついこの前まで、海辺の近くに住んでいたんだよ。2ヵ月くらいかな。その生活の中で、一日家族で何気なく生活して、僕は仕事をしたり、食事を作ったり。子供たちはものづくりをしたりしたり、そんななんてことない日々だったんだけれど、夕方よく海岸沿いを家族全員で散歩していたんだよね。風が気持ちよくて、夕日が綺麗で。そんな時に、本当に幸せだなぁと感じたんだ。僕たちの旅は、子供の就学前までに定住するための気に入った場所を探そうと思っていしているんだけれど、そこにしようかなって思ったよ。ビザや仕事の関係で移動してしまったけれど、今のところ定住場所候補の1位だね。だから僕が幸せを感じるのは、空間かな。場所とか、一緒にいる人たちとか、時間のスピードとか、すべてが絶妙にバランスがとれた空間。

 

ーあなたの人生でいちばん大切なものは何ですか?

 

家族だね。さっきも言った、幸せな空間って、家族がいなければ出来上がらないものだから。責任も生じるしね。でも、いつか子供たちは一緒にはいてくれなくなるんだろうな。寂しいな。まあそうしたら、また妻と新しい自分のその年にあった空間を作るのも楽しみだね。子供を連れていけない、スリルがある旅もいいよね。

 

ーあなたの国の人々は幸福度が高いと思いますか?

 

みんな幸福だと思うよ。少し治安が悪いかもしれないけれど。国が経済的によくなかった時代も経て、失う事への恐怖感があまりないような気がする。欧米人と話したりしていると、比較的僕の国の人たちよりも不況や世界情勢についてとか、不安に思っている人が多いような気がするんだよね。僕らの国の人々は、そういった大きなくくりの流れはあまり気にしていないように感じるな。必要なものは自分で丁寧に作って、大事に使う。国にあまり頼っていないから逆にそういった流れに惑わされたり振り回されない。

 

ーあなたの国の幸福度を上げているもの、下げているものは何ですか?

 

幸福度を上げているものってなんだろうね。アルゼンチン特有のものはわからないな。いい意味で、どこの国でもあるような幸せだと思うよ。幸福度を下げているのは、警察とか政府とかあまり信用ならないね。お金次第で動く人たちもいるし。そういう大人を見て育った若い悪い奴らもいるし。金持ち主義の人たちや、偏見も多い。僕があまりそういった見栄とかに興味がないからそう思うのかもしれないけれど。僕らのような生活をよく思わない人たちもいる。子供がかわいそうだという人もいるんだ。気にしてないから別にいいのだけれど、もっとすべての事に寛容になればいいのになと感じることも多いよ。例えば、僕らはヴィーガンだけど、肉大好きなアルゼンチン人になんとも思わないよ、好きなようにしたらいいと思う。でも逆に、ぼくらに好きにさせてくれない人たちもいるんだ。

 

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