毎日Eトレ!【507】目玉焼きは半熟にしてもらえますか?

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英語でこれって何て言うんだろう? そんな疑問に思う瞬間、ありますよね。毎日Eトレ!では日常で使えるフレーズをテーマごとに紹介して解説します。またこの他にもこう言える、というバリエーションも紹介するので早速会話でしゃべって使えるようになりましょう。

 

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I would like my eggs sunny side up over easy.

目玉焼きは半熟にしてもらえますか?

 

このときの「卵」はeggじゃないのです! さて、ネイティブの会話では何て言う?

よくあるスタンダードな欧米式の朝ごはん、レストランなどで「卵はどうしますか?」How would you like your eggs?はよく尋ねられる定番フレーズです。

scrambled「スクランブルエッグ」や、omelet「オムレツ」はそのままなので言いやすいと思いますが、「目玉焼き」は文化の違いと調理法の違いが出ます。なんて言うのでしょうか?今回は卵料理について紹介しましょう。

まず「目玉焼き」ですが、日本では片面だけ焼きますよね。英語ではその片面だけ焼いた状態を、sunny side upと言います。日本では「目玉」ですが、英語だと「お日さま」になるのですね。

そして、目玉焼きのようだけれども、ひっくり返して両面を焼くタイプの卵料理もあります。これは、黄身のかたさを考慮しなければ、ざっくりと相称でfried eggと言います。これで黄身が全然固まっていない状態のものはover easyと言います。厳密に言えば、半熟よりは火の通っていない状態ですが、このover easyが一番一般的に柔らかい黄身を指すのに使われる言葉のようです。目玉焼きの半熟を示す言葉は、この言葉とセットで使われることが多く、sunny side up over easyで「目玉焼きの半熟状態」とオーダーすることができます。

ちなみに会話例でI would like my eggsと「卵」がeggsと複数形になっているのに注目したいのですが、普通は朝ごはんの卵料理で、卵がひとつしか使われないことはないらしく、目玉焼きもふたつ以上であることから、eggsと複数形にするのが一般的な感覚なのだそうです。もしかしたらアメリカだからかもしれませんが、これは、ネイティブでないとわからないですよね。なぜ複数形なの?と気になり私自身もネイティブ何人かに聞いてみたことです。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

I would like my eggs over medium please.
卵は半熟でお願いします

▶こちらはover mediumという言い方で、こちらが厳密に言えば日本の「半熟」に近いのかもしれません。しかし、人や地域、食文化の違いによるのかもしれませんが、さほど日常的に使われる言い方ではないようです。料理に詳しい人なら、きちんとover easyとover mediumを使い分けするかもしれませんね。

 

I would like my eggs over hard. 
卵は完全に火を通してください

▶完全に黄身に火を通してある状態のことで、over hardと言います。そして、基本的に「ゆで卵」は、hard boiled eggと言われます。卵の固い状態をhardとするのは日本語と同じ感覚です。

慣れない海外旅行などでの外食だと、妥協して注文してしまいがちですが、目玉焼きの固さ、これでばっちり注文できるようになりますね。

 

 

ライタープロフィール●Yukari Weber

英語を母国語としない人向けの英語教授法の資格TESOL取得し、英語コーチとして大人からのやり直し英語、親子で楽しむバイリンガル子育てをサポート。自身のアメリカ留学、アメリカ人との国際結婚、二児のバイリンガル子育てなどのアメリカ実生活を通して、教科書からは学べないリアルな英語や文化の違いを伝えるとともに、学習者や海外在住者のストレスをなくし、楽しい生活を応援して行くことをミッションとしている。お笑い好き。

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