毎日Eトレ！【525】日本では洗濯物は干して乾かすのが一般的です
日常会話
日本の生活のフレーズ
英語でこれって何て言うんだろう？ そんな疑問に思う瞬間、ありますよね。毎日Eトレ！では日常で使えるフレーズをテーマごとに紹介して解説します。またこの他にもこう言える、というバリエーションも紹介するので早速会話でしゃべって使えるようになりましょう。
注目記事
小学校から英語の授業が始まりました。
教科書の勉強だけではなく、海外の講師と話すのも良いのではないでしょうか？
Cheer up! Englishでは話題の子どもオンライン英会話をご紹介！
詳しくはこちらのページへ！
Hanging up clothes to dry is the most common way of drying laundry in Japan.
日本では洗濯物は干して乾かすのが一般的です
「環境にやさしい」「洗濯物がまだ湿っぽい」「時間がかかる」は英語で何て言う？
当たり前じゃない！ と言う感じなのですが、私はアメリカに住んでいるので、日本から来たばかりの方から、洗濯物を干さないアメリカ式にびっくりするという声をたまに聞きます。私もそうでした。国によって違うと思いますが、乾燥機を使うことが当たり前の国の方からしたら、発展国である日本が、洗濯物を自然乾燥することが信じがたいようです。避けられない生活習慣の話題なので、外国人に聞かれることもあるかもしれませんよね。
まず「洗濯」「洗濯物」はlaundryで説明は必要ないと思うのですが、アメリカの発音だと、ランドリーというより、（ロンドリー）に近くなります。そしてもちろん、日本人の苦手なLとRが入っているので気をつけてくださいね。
「洗濯をする」はdo laundryと動詞はdoを使います。
「干す」はhang (up)。
「一般的ですよ」と、このような、「普通です」と言う内容の話をするときに一番言われるのがcommonですね。ここではthe most common wayとthe mostをつけましたが、強調しているだけなのでなくても大丈夫です。
一緒に覚えよう！ 他の言い方・関連表現
We see pros for the eco-system, and maintaing the quality of clothes, even though it's more time consuming without dryers.
乾燥機を使わないのは、時間的には非効率かもしれませんが、環境にも服にも優しいと思っています
▶いろいろな英文にできますが、ここではこのようにしてみました。
日本語で「○○にやさしい」、ここでは「環境にも服にも優しい」となっているのは、「やさしい」と言っても人間に対する思いやりがある優しさではなく、「環境においても、服のコンディションを保つ面においても利点がある」ということで、proという単語を使いました。
prosは「メリット」「利点」「賛成」の意味があり、よく反対語のcon「デメリット」「反対」とセットで使われたりします。
乾燥機を使わないのは、そういった利点を考慮しているのでwe see prosとしました。直接見ているわけではないのですが、その観点で物事を見ているというときにも、seeという単語は使われます。
時間的に非効率であることもいろんな英語で表せますが、ここではtime consuming「時間がかかる」を当ててみました。「非効率」をもっと強調したいならinefficientを使ってもいいですね。
ちなみに洗濯の「乾燥機」はdryerで、髪の毛を乾かす「ドライヤー」はhair dryerとhairを付けます。
They are still damp. I'll wait till they are dry to take them down.
まだ少し湿っぽいな、取り込むのは乾くまで待とうっと
▶「湿っぽい」のdampは乾燥機を使う洗濯にも頻出する言葉です。
ビショビショに濡れている状態は、wetと言うほうが適切ですが、ビショビショに濡れているのと、乾いている間である、「湿っぽい」「生乾き」のようなときにはdampが使われます。これは洗濯物に限らず使います。
| ライタープロフィール●Yukari Weber | |
 | 英語を母国語としない人向けの英語教授法の資格TESOL取得し、英語コーチとして大人からのやり直し英語、親子で楽しむバイリンガル子育てをサポート。自身のアメリカ留学、アメリカ人との国際結婚、二児のバイリンガル子育てなどのアメリカ実生活を通して、教科書からは学べないリアルな英語や文化の違いを伝えるとともに、学習者や海外在住者のストレスをなくし、楽しい生活を応援して行くことをミッションとしている。お笑い好き。 |
