映画で学ぶ|ギフテッド gifted

相手にやんわりとアドバイス
できるネイティブ的英語表現

日本で英語漬けになる環境を作るのが難しいなら、日本語字幕がない映画の公式予告編でリスニング力を鍛えましょう。映画情報を知ることができて、リスニングの学習にも役立ちます。英語フレーズや表現、日本との文化の違いなどのワンポイントの解説から、すべての英語のセリフと翻訳も掲載しています。今回は家族の素晴らしさを描く感動作『ギフテッド』です。

作品情報

『ギフテッド』
原題:gifted
日本公開:2017年 11月23日(木・祝)

 

あらすじ

フロリダの小さな町で生意気ざかりの7歳の姪メアリー、片目の猫フレッドとささやかに暮らしている独身男のフランク。その小さな幸せは、メアリーの天才的な才能が明らかになることで揺らぎ始める。メアリーの特別扱いを頑なに拒むフランクだったが、そこにフランクの母イブリンが現れ、孫のメアリーに英才教育を施すためにフランクからの引き離しを図る。フランクには亡き姉から託されたある秘密があった。メアリーにとっての本当の幸せはどこにあるのか、そして、フランクとメアリーはこのまま離れ離れになってしまうのか・・・?

 

 

高い演技力の子役マッケナ・グレイスに注目。チャーミングで切ない家族の素晴らしさを描く感動作

叔父と姪という関係のフランクとメアリーが観る者の心をつかんで離さないのは、絆が途切れるたびに、恐れることなく結び直すその姿。どんな優れた才能よりも、いちばん大切なのは、愛する才能だと教えてくれる、すべての人生を称える物語が誕生しました。
主演は『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』シリーズで全世界的な成功を収めたクリス・エヴァンスと、本作をきっかけにそのチャーミングな魅力とファッションセンス、そしてその高い演技力で現代最高の子役スターの座に上り詰めた、大注目の新星マッケナ・グレイス。天から非凡な才能を与えられた少女の育て方をめぐって対立する祖母イブリンとフランクを通して、本当の幸せとは何かを問いかけます。
全米が恋におちたチャーミングな2人の掛け合いと、心のノートに書きとめたい数々のセリフで、“自らの手で作りあげる家族”の素晴らしさを描く感動作です。 

 

 

知っておきたい英語・文化のワンポイント

遠まわしな表現…It looks like someone needs…の使い方

今回の映画『ギフテッド』の主人公メアリー。7歳にして数学の天才児という彼女は、難しい数学の問題もスラスラ解いてしまいますが、やはりそこは7歳の女の子、知らない言葉だってまだまだあるんです。
学校には行かず、彼女を世話する叔父のフランクから教育を受けていましたが、彼が言った「うんざりする」という意味が分からずにいると、フランクはこう言います。


What’s ad nauseam? 
「うんざりするほど」ってどんな意味なの?

You don’t know? Well, looks like someone needs school.
知らないのか?それじゃあ、誰かさんは学校に行かないといけないみたいだな

 

学校には通いたくないメアリー。フランクはメアリーに学校に行ってほしいのですが、ストレートに「学校に行け!」と言うと、頭のいいメアリーは上手くかわしてしまうと思ったのかもしれませんから、「誰かさんは学校に行かないといけないみたいだな」と、ちょっと遠まわしにして言っています。

このように、相手が嫌がっていることや、言ったことで相手が傷ついてしまうようなことをやんわりと言う、あるいは指摘するような場面で使えるのが、It looks like someone needs…「誰かさんは〇〇が必要みたいだな」という表現です。さっそく例文を見てみましょう。

 

例文①
A: Come here Riley! Oh! You stink!
     Looks like someone needs a bath.
     Hey Riley! Where are you going?
     Are you running away from the bath?

A: ライリー(犬)おいで! うわっ! 臭いな! 
     誰かさんはお風呂に入らないといけないみたいだな
     おいライリー! どこ行くの? 
     お風呂がイヤで逃げてるのか?

B: Riley didn’t run away from taking a bath.
  He ran away from you because YOU are stinky!
B: ライリーはお風呂から逃げてるんじゃないわよ
    あなたが匂うから逃げてるの!

 

ライリーはきっとお風呂が苦手なんですね。「お風呂に行け!」なんて言うと、きっと逃げてしまうと予想して「誰かさんは…」という言い回しにした、というわけです。
泥だらけ・汗まみれになった人に対しても、同じように使えますね。

 

例文② ボクシングの練習で
Coach:Hit the punching bag as hard as you can.
コーチ:このサンドバッグをできるだけ強く叩いてみろ
Young Boxer: I did!
若いボクサー:叩きましたよ!
Coach:I didn’t feel anything at all. Goodness!
            It looks like someone needs more practice.

コーチ:全然衝撃がなかったぞ。まったく! 
            誰かさんはもっと練習が必要みたいだな

 

You need …! とズバッと言い切るのではなく、相手の気持ちを考えた上で、ちょっと遠まわしにしながらも、相手に何かをしてもらいたい時に使える今回の表現。
良い人間関係を築く・維持するのにも、知っていると便利な表現かもしれませんね。


日本語なしの予告編動画でチェックしよう

上のフレーズを聞き取りながら、予告編を見てみましょう。「あらすじ」も参考にするとさらに理解度も違ってくるので、わからないところはもう一度チェックしてみましょう。

©2017 Twentieth Century Fox

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