毎日Eトレ!【541】うちの会社には目に見えない差別があります

デイビッド・セイン先生が教える
ビジネス

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は「うちの会社には目に見えない差別があります」「うちの会社は年功序列です」「うちの会社は男女平等と多様性を促進しています」です。さっそく読んで会話で使ってみましょう。

 

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Our company has a low glass ceiling.

うちの会社には目に見えない差別があります

 

知らないと分からない比喩的表現も。「女性の管理職登用を阻む」「年功序列」「男女平等」のネイティブ的言い回し

「会社の天井がガラス張り」という話ではもちろんありません。比喩表現の「ガラスの天井」は、上が透けて見えるにもかかわらず、その上に行くことを阻むもの。つまり「目に見えない障壁」という特に性差によって女性が管理職の登用を阻まれていることを意味する表現なんです。さらにすぐに頭があたってしまう「低い(low)天井」で、より意味を強めています。ただし、現在では男女を問わず「マイノリティの地位向上を阻む壁」の意味で使われることもあります。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

Our company values seniority.
うちの会社は年功序列です

▶seniority (system)は「年功序列制」の意味。

 

Our company promotes gender equality and diversity.
うちの会社は男女平等と多様性を促進しています

▶「男女平等の実現」ならrealization of gender-equality。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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