映画『ギフテッド』イベントでバイリン
ガルの子育てを語る―関根麻里さん

映画の魅力や娘の子育てと自身の

インターナショナルスクールを語る

叔父のフランクが数学の天才メアリーの子育てに悩み奮闘する物語を描いた、映画『ギフテッド』(原題:gifted)のイベントが行われました。ゲストにはアメリカに留学し飛び級でしかも優秀な成績で卒業した才女、関根麻里さんが登場。インターナショナルスクールからアメリカの大学に進学し、劇中のメアリーと同じく優秀な成績で卒業した関根麻里さんがアメリカと日本での教育の違いについても語るとのことで、Cheer up! English編集部が取材に行きました! バイリンガルは子育てに何らかの影響があるのか? さっそくインタビューの様子をチェックしてみましょう。

 

関連記事:映画で学ぶ|ギフテッド gifted 

 

――映画『ギフテッド』に合わせてハッピーなイエローのワンピースで登場した麻里さん。あえて、事前にあまり情報を入れずに映画を鑑賞したそう。

「ハートフルな感動作だと思って観てみたら、最初からクスクス笑うシーンがあって、コメディーであり、ヒューマンドラマでもあって、本当に笑って泣けた作品でした。とくにメアリー役を演じたマッケナ・グレイスちゃんが本当に魅力的。目でちゃんとお芝居をしているというのかな。このキャラクターに引き込まれ、彼女の幸せをただただ願って観ていました」

 

 

――現在2歳の娘を育てる母親でもある麻里さんですが、娘さんのギフテッド=突出した才能はやはり『お笑い』だとか。

「1歳半ぐらいの時から父(関根勤さん)の真似をしてましたね。父は娘から『ドゥドゥ』と呼ばれているのですが、眉間にシワを寄せて『ドゥドゥ』ってやってましたね。あと、キャイーンさんポーズなどもすでにやっています。たけしさんの『アンビリーバボー』も、話ができる前からやってました。ご本人の前で披露したらお小遣いをいただきました(笑)。モノマネのギフテッドがあるのかな?」

 

――日本のインターナショナルスクールから、アメリカの大学も1年の飛び級を経て優秀な成績で卒業した麻里さんは英語も堪能。映画を観るときにバイリンガルならではの楽しみもあるそう。

「今回は日本語字幕のものを見たんですが、英語と字幕の両方を楽しめるのがいいですね。例えば、ジョークなどが登場するシーンだと日本語字幕の場合、内容が変わっていることもあるんですよ。それを字幕のほうでオリジナルのジョークはこうなのか、とわかったり…」

 

――映画作品では、主人公メアリーの才能に気づいた祖母のイブリンが英才教育を施そう現れ、叔父のフランクと意見が食い違う様子が描かれています。麻里さんをバイリンガルに育ててくれたご両親ですが、娘さんの子育てについてはどう関わっているのでしょうか?

「おじいちゃんとおばあちゃんは何も言わないです。ただただ可愛がってくれています。むしろ甘やかしぎみなので、私の方が『甘やかさないで』って言っているくらいです。子育てに関して母に聞くことはあります。私の時はどうだったの?と。ただ、30年前のことは忘れたって。私と娘では性格も違うし、30年前と今では子育ての情報も変わってますしね。

 

――劇中では日本と違う授業風景が展開されていますが、日本のインターナショナルスクールでも同じ授業を受けていたそう。

私が学んだインターナショナルスクールでは、プレゼンや自分から意見を言うっていうのを積極的に取り入れた授業が多かったですね。

劇中でもメアリーがペットの猫・フランクを紹介するシーンがありますが、アメリカでは『SHOW& TELL』というプレゼンの授業があるんです。私も幼稚園の時から『SHOW& TELL』という授業で、人前に立って自分のお気に入りの物を紹介したりしてました。

娘には、自分の意思があるのはいいことだし、意見を持つことが大事ってことをまず教えられたいいですね。とにかく今は元気に育ってくれれば!と思ってます」

 

 

『ギフテッド』 gifted

日本公開:11月23日(木・祝)全国ロードショー

全米公開:2017年4月7日 

関連記事:映画で学ぶ|ギフテッド gifted 

監督:マーク・ウェブ『(500)日のサマー』
キャスト:クリス・エヴァンス、マッケナ・グレイス、ジェニー・スレイト、リンゼイ・ダンカン、オクタヴィア・スペンサー 

配給:20世紀フォックス映画 
公式サイト:http://gifted-movie.jp/
公式Facebook :https://www.facebook.com/FoxSearchlightJP/
公式Twitter:https://twitter.com/foxsearchlightj
©2017 Twentieth Century Fox

 

 

取材/mie arisumi

 

 


おすすめ記事