毎日Eトレ!【801】アポなしの商談はできかねます。事前にご予約ください

デイビッド・セイン先生が教える
突然の来客対応のフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は「アポなしの商談はできかねます。事前にご予約ください」「アポイントなしの商談はできかねます。事前にお約束をお取りくださいますようお願いいたします。」「あいにく、事前のアポイントなしの営業依頼はお受けできかねます。事前にお約束をお取りいただく方針なんです。」です。さっそく読んで会話で使ってみましょう。

 

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We are unable to discuss any business without an appointment. Please make a reservation in advance.

アポイントなしの商談はできかねます。事前にご予約をお取りください

 

アポなし訪問はお断り!事前に約束を取るよう促す英語表現

突然会社をたずねてきた面識のない相手に営業をかけられても、すぐには対応できないものです。このフレーズを使えば「とりあえず今日のところはお引き取り願いたい」という旨を伝えられます。

unable to ...は「~することができない」、discuss businessは「商談をする、仕事の話をする」という意味です。アポイント(約束、予約)はすでに日本語でも使われていますが、英語ではappointmentといいます。appointだけでは「任命する、指名する」という意味の動詞になってしまいますので気をつけましょう。

make a reservationは「予約する」というイディオムですね。たとえば「予約したいのですが…」と言いたい場合は、I'd like to make a reservation. となります。「事前に、前もって、あらかじめ」を表す英語にはin advanceやahead of timeなどがあります。前者のほうがややフォーマルな響きがあるため、ビジネスシーンに適しています。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

We will be unable to conduct any business without an appointment. We kindly ask that you make an appointment in advance.
アポイントなしの商談はできかねます。事前にお約束をお取りくださいますようお願いいたします。

▶conduct businessはここでは「商取引を行う、商談をする」という意味です。

この表現も「アポなしのセールスはお断り」ということを伝えられます。また、kindlyを入れることで丁寧さが増します。

 

Unfortunately, we are unable to take any business requests without a prior appointment. It is our policy that appointments be made in advance.
あいにく、事前のアポイントなしの営業依頼はお受けできかねます。事前にお約束をお取りいただく方針なんです。

▶prior「事前の」、It is our policy that ...「~はわれわれの方針だ」という意味です。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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