マルタ島・語学留学レポート(前編-2)
「アクシデント続出!」

Cheer up! English留学プレゼント企画<第1弾>

2014.04.18 | 特集留学する大人&大学生

 

――お疲れ様でした……。ホストファミリーはどうでしたか?

 

先ほどの話で想像がつくかもしれませんが、ホストママがすごくパワフルな人でした! 最初、声は大きいし口調も強いし、勢いよくワーッと話すので、勢い負けしてしまってちょっと怖かったほど(笑)。業者さん相手にも叫ぶように話すんですよ。でも笑顔で叫ぶ感じなので、これが普通なんだなって。家族内でマルタ語を使ってる時なんて、ケンカかと思うレベルでしたよ。

 

あとは、ホストファミリーのスタイルが、私が今まで接してきたファミリーといろいろ違ったので、最初は戸惑いを感じましたね。例えば、ご飯はみんなで食べずに1人ずつとか、“家族の一員としての受け入れ”というよりは“家族と生徒”で割り切っている感じがしました。とはいえ、とても良い家族でありがたかったです。

 

――休日は何をして過ごしたんですか?

 

日曜日はマルタの周遊バスの1日券を購入して、観光しました。北・南・ゴゾ島の3ルートで、各ルートを1周するバスが1時間おきに島の中の観光スポットを回っているんですけど、1ルートあたり、降りなければ3時間くらいの距離なので、結構気軽に行けます。なのですが、ここでもまたアクシデントがあって……(笑)。お城とか中世の街並みが残っている観光地でバスを降りたんですけど、掲示板に自分が乗ってきたバスがラストバスって書いてあったんです。さすがに「終わったー!」って思いましたね。知らない土地にひとり取り残されて、本気で途方にくれました。でも結局、次のバスが来たんです。その時は本気で「よかったー、生き延びた!」って感じがしましたね。

 

月曜日は、念願のダイビングをしました。マルタは「テクニカルダイバー」って呼ばれるレベルの高いダイバーさんが多くて、ダイバーたちの中では有名なダイビングスポットみたいです。水温は15度でした。日本だったら、20度以下ならドライスーツを着るのが常識なんですけど、私はスペシャリティをもってなかったのでドライスーツは貸してもらえなくて。仕方ないからウェットスーツ2枚重ねで潜りました。寒すぎて死ぬかと思いましたが「ここまで来たからには潜らずに帰れない!」と思って、根性で乗り切りました。マルタの海って地形がすごくおもしろくて、海底も草原みたいに海草が生えていてすごくキレイでなんです。 結局、ダイビングにハマってしまい、平日の午後のフリータイムも含めると、帰るまでに3回潜りました。沈船を見に行ったり、すごく楽しかったです。

 

後編では、語学学校の様子や日本人の英語力について感じたことを中心にお届けします!

 

構成・文/齋藤悦子(編集部)

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