LA暮らしのリアルを公開!【20】
留学・働いて見てわかったコト

留学生活4年間、そして1年間のOPTの体験談

高校卒業後からアメリカで留学生活4年間、そして1年間のOPTを経て、グリーンカードを申請中のイアンがLAで学んだコト、感じたコトをリアルにお届けします!第20回目のテーマは『アメリカの保険について』です。

アメリカの保険について

アメリカでは保険に入っていないと、病院関係の費用が驚くほど高いです!
学校に通っている人は学校の保険に必ず入ります。
ですが、学校で必ず入らなくてはいけない保険は、かなり高いです。
もし自分が他の保険に入っているようだったら、申請をすれば学校の保険に入らないことも可能です。

また、学校の保険で病院に行くときは、一度学校の保健室で症状を診てもらい、提携の病院へ紹介状をかいてもらいます。高熱が出ても学校がお休みの時は、これが出来ないのですごく不便です!

もし、保険なしで病院へいくと、何も検査のない場合の一回の診察だけで、250ドルから300ドルかかります。そこに検査、薬代などがプラスされて、1000ドル近くいってしまうこともザラです。

それは、留学生だからではありません。アメリカ人でも同じ費用がかかります。
なので、アメリカでは必ず保険に入らないと、大変なことになってしまうのです!

「友達が急に倒れた!救急車を呼ばなきゃ」と、その友達に断りなく救急車を呼んでしまったら、1000ドルかかります。友達が寝てれば治った程度だったのに救急車を呼んでしまったことで、高額請求に合ってしまう場合もあるので、本当に非常事態の時、または友達に断りを入れてから、救急車を呼ぶほうがいいでしょう。

保険にもさまざまな種類があり、保険によってカバーされる病院、そうではない病院があります。自分が加入している保険と行きたい病院をよく調べる必要があります。

日本のように会社の保険に入らなくてはいけないルールもありません。
入れさせてくれる制度の会社ももちろんありますが、アメリカは基本自分で入ります。
「そんな高いお金払えない!」などの人のため、低所得者向けの保険もあります。
ガバメントがカバーしてくれるのです。

歯医者などはとにかく高い!
虫歯の治療だけで800ドル以上は余裕で越します。留学など長期の滞在になる場合は、日本でしっかり検査して、キレイにしてから渡米することをおすすめします。

 

Special Notes

  1. アメリカは医療費が驚くほど高く、救急車を呼ぶだけでも1000ドルかかる
  2. 保険の種類によってその保険でカバーされる病院とそうでない病院があるので注意
  3. 留学などアメリカに長期滞在する場合は、事前に日本で虫歯などの治療を済ませる

 

フォトグラファー/ライタープロフィール●イアン
高校卒業後、約4年間の留学生活を終え1年間のOPTではロサンゼルスを中心にフォトグラファー、映像編集を主にフリーランスとして活動。合計5年間のアメリカ生活を経て留学、アメリカ生活、今どきの若者の使う英語、ロサンゼルスの流行りなどについて発信中!現在はフリーランスとしての活動を続け、アメリカで結婚し永住するためグリーンカードの申請中です。

 


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