LA暮らしのリアルを公開!【47】留学・働いてみてわかったコト

留学生活4年間、1年間のOPTの体験、そして現在のLA生活

高校卒業後からアメリカで留学生活4年間、そして1年間のOPTを経て、グリーンカードを申請中のイアンがLAで学んだコト、感じたコトをリアルにお届けします!第47回目のテーマは『アメリカ人の結婚・離婚の価値観』です。

アメリカ人の結婚・離婚の価値観

カリフォルニアはなんと平均離婚率が50%
国際結婚の場合80%とかなり高確率で離婚している夫婦がいるんです。

私の周りや、友達のお父さんお母さんでも
結婚が2、3度めというのは全然珍しくない話。
本当に結婚・離婚に対する価値観は日本人と全然違うなぁと思います。

日本人は嫌なことがあろうと、そんな簡単に離婚はせず
我慢するのが当たり前、結婚=我慢
みたいなところがあるかと思います。

アメリカ人は真逆!!

相手の幸せ、自分の幸せが第一。
我慢するくらいなら別れる。という考えです。
子どもがいようが子どもが可哀想だからとかそういう考えはあまりなく
奥さん、旦那さんを第一に考えます。

子どもはそういうふうに育っているため
自分のお母さん、お父さんが幸せでいてくれるならそれでいい。
という考えになっていきます。

何回結婚してようが、離婚してようが
ジャッジしてくる人は絶対にいません。
何歳になろうが恋愛します。

家族で過ごすイベントが多いアメリカでは
義理のお父さんお母さん、義理の兄弟など
全員が大集合するのも普通のこと。 

そんな中でも少しめんどくさいのは
結婚にも離婚にもすごく時間がかかるんです。
日本の場合は婚姻届、離婚届を出し
受理されるのに時間はそんなにかからないと思います。

アメリカで国際結婚をする場合、
結婚を認めてもらうまでには時間はかかりませんが、そこからが問題。
日本人はグリーンカードがなければアメリカで結婚生活を送ることはできないため
その申請やらに平均1年以上かかります。
離婚をする場合は、最速でも半年以上はかかります。

子どもができたから結婚しなければいけないという価値観もないし
戸籍というものも存在しないので、
子どもが何人もいるけれど結婚していない家庭もすごく多いです。

日本人の私にとっては複雑だなぁと思うことも
全く分かり合えないこともたくさんありますが
やっぱりこれが自由の国。
小さなことは気にせずに、自分の幸せ、相手の幸せ
そしてそれを喜べる心を持っているアメリカ人は素敵だなぁと思います。

 

フォトグラファー/ライタープロフィール●イアン
高校卒業後、約4年間の留学生活を終え1年間のOPTではロサンゼルスを中心にフォトグラファー、映像編集を主にフリーランスとして活動。合計5年間のアメリカ生活を経て留学、アメリカ生活、今どきの若者の使う英語、ロサンゼルスの流行りなどについて発信中!現在はフリーランスとしての活動を続け、アメリカで結婚し永住するためグリーンカードの申請中です。

 


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