英語力・費用・ビザ・仕事…最初に知る
べきワーキングホリデー基本情報24選

日本ワーキング・ホリデー協会に

知りたい情報全部、聞きました!

 

Q1 ワーキングホリデーってどんなもの?

A

ワーキングホリデーの一番の目的は国際交流です。協定を結んだ国との間で発行される、「ワーキングホリデービザ」を使って、1年間の滞在に必要な資金を補うため、一定の就労を許可する特別な制度です。
1980年に初めてオーストラリアと協定が結ばれて以来、現在は世界18カ国と協定が結ばれています。英語圏ではオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリスに加え、最近では2017年には新たにスペインが加わりました。

 

Q2 ワーキングホリデービザって何度も使えるの?

A

基本的にはワーキングホリデービザは、ひとつの国に対して一生に一度しか使えませんが、例えばイギリスでワーキングホリデーした後、カナダにワーキングホリデービザで行くことは可能です。
また、ビザが発行された時点で「ビザを取得した」ことになるので、実際行かなくても、再度その国からビザが承認されることはありません。

 

Q3 滞在中、何をしているの?

A

最初の3~4ヵ月間は語学学校に通って、語学力をつけてから就業するのが一般的です。職種はさまざまですが、中でも飲食系の人気は高く全体の6〜7割を占めています。企業で働く人も3〜4割程度います。
それ以外にも資格取得を滞在の目的のひとつにする人もいて、アロマやネイルアート、バリスタなどのライセンス取得は、現地の仕事ですぐ役立つため女性に人気があります。また滞在中に何か資格を取りたい人には、J-shine(※1)やTESOL(※2)などの資格取得に人気があります。

 

(※1)J-shine:特定非営利活動法人・NPO団体の英語指導者認定協議会より発行される、小学校での英語指導の資格。
(※2)TESOL “Teaching English to Speakers of Other Language”:世界レベルで承認されている英語教授法資格。英語を母国語としない人たちに英語を教えることができる資格。

 

Q4 最初の数か月は語学学校って通うべき?

A

働く前に語学学校に通うことをおすすめします。特に日本人はスピーキングが弱いと言われており、積極的に話さないと上達しません。それを考慮して語学学校ではとにかく英語を話し、スピーキングの練習を何度も繰り返します。また、日本では教わる機会が少ない、就労時に必要な敬語やビジネス英語などを学ぶことができます。さらに、語学学校によっては校内にサポートセンターがあり、面接の受け方や履歴書の書き方、ビジネスマナーなども指導してくれます。プログラムは各校によって違うので学校選びの条件のひとつにしてもよいでしょう。一般英語力に加えてビジネス英語を習得すれば働き口も広がるため、残りの滞在期間を有効に使えます。
このほか、友達を見つけたり、現地の情報を得られたりと、現地の環境に早く慣れる手助けにもなります。

 

 

▶▶▶ 続いては、気になる仕事の見つけ方や英語力をご紹介!


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