お金はどうやって持っていく?
留学先で賢くお金を管理しよう!

留学ライフを楽しむためのお金の知識

留学先では、前もって払い込む授業料や滞在費のほかに、現地での食費や交通費にお小遣いなど、細々とした生活費も必要です。不慣れな土地で、少なくない額のお金をどう管理するか、頭を悩ませる人も多いのでは? 今回は、そんなお金の持っていき方や管理方法を徹底解説! 渡航前にしっかり準備しておけば、現地で慌てることもありませんよ。

 

現金

現地到着後すぐに必要になるのが「現金」。タクシーや自動販売機などでは、現金しか使えない場合も多いため、あらかじめ2~3万円分ほどは日本で現地通貨に替えて持っていくと便利です。また、小額でも支払いやすいように、両替の際は小額紙幣を混ぜてもらうこともポイント!

現金が盗難に遭った場合、戻ってくることはほとんどありません。持ち歩く時は気をつけて!

 

クレジットカード

ショッピングやレストランでの食事など、使う機会が多いのが「クレジットカード」です。多額の現金を持ち歩くよりも安心で、盗難や紛失の際の補償もしっかりしているため、海外生活には欠かせません。利用限度額に達してしまった時のためにも、異なるブランドのものを何枚か用意しておくことをオススメします!

VISAカードとマスターカードは、どちらも加盟店が多いため、それぞれ1枚ずつ作っておくと◎

 

トラベルマネーカード

渡航前に日本で入金しておけば、現地のATMで現地通貨が引き出せるプリペイド式の「トラベルマネーカード」。クレジットカードのように審査がなく、1週間ほどで発行され、デビットカードとして使用できるものもあります。

1日の引き出し限度額が決められているため、高額を引き出すには不便です

 

海外送金

日本の銀行から、留学先の銀行口座などに送金ができるのが「海外送金」サービスです。日本の家族から生活費の補充をしてもらう際や、突然お金が必要になった場合に活用できます。ネットバンキングで送金ができたり、現地に銀行口座を持っていなくてもお金が受け取れたりと便利な反面、大手銀行の場合は手数料が約5,000円と高額です。

最近は、現地口座を持っていない人に宛てて送金できるサービスも充実しています

 

現地銀行口座開設

現地でアルバイトをする予定がある人は、給与の振込みのため、現地の銀行口座を開設する必要があります。少しハードルの高い方法ではありますが、自力で海外の口座を開設できれば、生活力にも自信がもてるようになるはず。また、学校やステイ先の近くにATMがあれば、まめに出入金ができて便利です。開設手続きに必要な書類や、デポジットの金額は国や銀行によって異なるため、事前に要確認を。

管理費などの手数料が発生する場合もあるので、帰国する際は必ず口座解約を!

 

それぞれ、メリット・デメリットがありますが、さまざまな手段のなかから自分に合う方法を探してみてくださいね。

 

構成・文/和田鈴香(編集部)


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