大使館面接前に必要な書類をそろえよう

アメリカ留学学生ビザ習得のイロハ

<留学準備>ビザ習得までの基本ステップ

留学準備の要となるのがビザ申請。1カ所でも記述ミスがあると、受理されないこともあるので、慎重に丁寧に進めていくことが大切です。また、万が一のことも考えて、最低でも留学の3カ月前には、申請準備をはじめた方がベター。今回は、アメリカ留学学生ビザ習得に必要な書類準備を紹介します。

 

学生ビザには2種類のビザがあります。

 

F1ビザ

大学・高校・語学学校などの学術機関で学ぶ場合に申請します

M1ビザ 

専門学校やその他の非学術機関で学ぶ場合に申請します

 

面接までの準備事項

 

・パスポート(現在有効なパスポート+過去10年間に発行された古いパスポート)

通常は米国滞在期間+6ヶ月有効なパスポートが必要です。

パスポートはIDページが見えるように開いてクリアファイルに入れます。

 

DS160(オンライン入力式ビザ申請書)

必要項目をオンラインで入力し、全てのページを片面印刷し、ホチキスで止めずにクリアファイルに収納します。

 

★DS-160の記入方法はアメリカ大使館公式ビデオの「オンラインビザ申請書DS-160」を参照してください。

 

・カラー写真

サイズは5cm×5cm。背景は白で、最近6ヶ月以内に撮影されたカラーの証明写真を用意します。

 

I-20

I-20とはアメリカの大学からの入学許可証のことを指します。学生ビザの申請には、SEVIS仕様のI-20の元本が必要です。

 

I-901 SEVIS費確認書

学生ビザ申請には、ビザ申請料金他、SEVIS費の支払いが必要です。

★SEVIS費の支払いに関しては、アメリカ大使館「SEVIS費用についてを参照してください。

 

・財政証明

銀行の残高証明書や給与明細など、留学費用をまかなう証明となる書類。

複数年留学予定の人は、最初の1年分がまかなえる財政証明が必要になります。

 

・成績証明書

ビザ申請日から過去5年の間に米国留学の経験がある人は、留学していた期間の成績証明書。米国留学の経験のない人は、過去3年分の成績証明書を学校から入手します。

 

・申請料金の支払い

Pay Easy 対応のATM, インターネットバンキングまたはクレジットカードを利用してビザ申請料金を支払うことができます。支払い方法は面接のオンライン予約システムの途中で選択ができます。

★支払の詳細は、アメリカ大使館の「ビザ申請料金」のページを参照してください。

 

・面接予約確認書

面接日を予約します。面接日は、申請料金を支払い後、予約することができます。また、予約確認書に記載されている時間は大使館の入館手続きの開始時間であり、面接時間ではありません。

★アメリカ大使館の「面接予約」のページを参照してください。

 

書類の準備が整ったら、いよいよ面接本番。アメリカ大使館公式ビデオの「アメリカ・非移民ビザ面接の手順」で流れをチェックして本番に挑んでくださいね。

 

構成・文/高石真帆(編集部)

 


おすすめ記事