人気ブロガーのお招き英語レシピ
「きゅうりとわかめのわさマヨ和え」

外国人の友達に作ってあげたい!教えてあげたい!
人気お料理ブログ「お料理ダイスキ!ニューヨークのおうちごはん」

留学先や来日中の外国人の友達に料理をふるまって、「作り方を教えて」なんて言われたらうれしいもの。日本特有の材料やお料理の言いまわしを英語で伝えたいときに英語のレシピがあれば会話も盛り上がって役立つものです。今回は、ニューヨークのアストリア在住の人気お料理ブログ『お料理ダイスキ!ニューヨークのおうちごはん』ゆうさんに「きゅうりとわかめのわさマヨ和え」のレシピを教えていただきました。

 

「きゅうりとワカメというと三杯酢で酢の物にするのが定番ですが、外国の方には味気なく思われてしまうことが多いようです。わさびとマヨネーズで和食らしさを残しつつ、海外の人の舌にも合うようにした夏らしいレシピです。」とゆうさん。さっそく作ってみましょう。

 

Ingredients

Two seedless cucumbers (アメリカならこの種類が日本のきゅうりに近い)
Wasabi, 1 tsp
Mayonnaise, 1 – 2 tbs
Dried wakame, 2 tbs (5g)
Soy sauce, 1 tsp
Salt

 

材料

きゅうり 2本
本わさび 小さじ1程度
マヨネーズ 大さじ1
乾燥わかめ 大さじ2(5g)
しょうゆ 小さじ1

 

Directions

作り方

 

1. Fill a bowl with sufficient amount of water and soak dried wakame for 5 to 10 minutes or until softened.

ボウルにたっぷり水を入れて乾燥わかめを加え、5~10分程度、柔らかく戻るまで浸します。

 

2. When wakame became soft, drain water and squeeze lightly.

わかめが柔らかくなったら水を捨て、軽く水気を絞っておきます。

 

3. Slice cucumbers thinly.

きゅうりを薄切りにします。

 

4. Leave the sliced cucumber in salted water for 10 to 15 minutes or until slightly softened but still crisp.

薄切りにしたきゅうりを塩水に入れ、10~15分ほど、歯ごたえが残る程度に柔らかくなるまで浸します。

 

5. Then drain and squeeze out excess water with a few sheets of kitchen paper.

その後塩水を流し、キッチンペーパーで余分な水分を絞ります。

 

6. Place the cucumber, wakame, wasabi and mayonnaise in a bowl and toss gently.

ボウルにわかめ、きゅうり、わさび、マヨネーズを入れて軽く和えます。

 

7. Add soy sauce. If the taste is thin, drizzle it with a few dashes of soy sauce or just as much as you want.

しょうゆを加えます。ここで味が薄いようならしょうゆを適宜追加します。

 

8. Toss gently again and serve immediately.

再度軽く混ぜ、すぐいただきましょう。

 

 

ブロガーさんに聞いてみました

Rub(お肉にこすりつけて使用する調味料)について

アメリカでは夏はバーベーキューの季節です。ほとんど毎週のように庭や公園でバーベキューを楽しむのですが、この時期のお料理のレシピには頻繁にRubbing という手法が使われます。

Rubはこする、すりこむなどを意味する動詞ですが、お料理では特にスパイスや塩など粉末状のものを食材にすりこむことを指します。これがバーベキュー用の肉の下準備の定番なので、この時期の料理雑誌やサイトではTop 10 Rub Recipesなどの特集が組まれることもよくあります。

Rubは通常、スパイスやハーブ、塩、砂糖などを混ぜ合わせて作りますがレシピはさまざまで、スパイスが中心となったインド系やメキシカン系、またハーブ中心のギリシャ系や南仏系などいろいろです。食材も鶏、牛、豚はもちろんラムや魚などにも使われます。

外国の方にちょっと日本らしいRubの料理をごちそうしたい・・・という時こそセンスの見せ所ですね。あまり日本を強調しようとしてしょうゆ一辺倒&にんにくショウガなどに突き進むのは野暮というもの。「それはもうカラアゲで食べた」とか言われては立つ瀬も無いし。

私のおすすめは粉山椒と陳皮、もしくはゆずこしょうです。こしょうやショウガ、パプリカパウダーにオレガノやタイムなど洋風なレシピにもよく使われる材料を主に配合し、これら日本のスパイスをを適量加えると、さりげなくさわやかさと異国情緒を演出できることでしょう。

いずれも洋風のレシピに使われることはあまりないスパイスなので、興味を持つ人も多いと思います。英語での会話も知っていることが話題ならいくらか易しいし、話しかけられるきっかけにもなるでしょう。この夏、バーベキューに誘われることがあったらぜひお試しください。

 

 

■教えてくれた人  ゆうさん

「はじめまして! お料理が好きすぎて牛タンを振り回し、生タコを丸ゆでしてしまう情熱レシピブログです。NYのアストリア在住、夫ドテラはドイツ人。 日米独料理が多いですがスタイルにこだわらずなんでも作ります」
★ゆうさんのブログ『お料理ダイスキ! ニューヨークおうちごはん』
http://cookingloverskitchen.com

★ゆうさんからお知らせ『take a piece!』について
「お料理愛が高じ、ご希望の方に焼き菓子を提供⇒お代は募金してね!というチャリティーベーキングTake a Piece! 活動を個人で行っています。ニューヨーク在住の方にしかお渡しできませんが、フェイスブックでいいね! を押して応援してください」
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