TOEICスコアが100点上がる回答テクニックを身に付けて600点の壁を越えよう

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400点がどの程度の英語力かというと、英語で最低限のコミュニケーションがとれるようなレベルです。教科書を前にした基礎はできていると思いますが、まだ実践で役に立つ英語にはなっていません。一般的に、企業が求める平均スコアが550~600点以上となるため、このラインを越える事が使える英語の実質的な入り口であると言われています。「英語を知っている」状態から「英語を使える」状態になるように日頃の勉強を継続していきましょう。

 

TOEICスコアアップの為にはパートごとの問題を解くテクニックを学ぶ事が必要です。テクニックを知っているだけで100点くらいは変わってきます。簡単なところでいうと、リスニングでのdirections(パートごとの出題の説明)は聞く必要がありません。事前の練習で出題方法を理解しておきましょう。実際の試験では、この間に問題と回答の選択肢に目を通し、問題をイメージします。限られた時間を有効活用しましょう。

 

また、傾向を知ることもスコアアップには重要です。例えば、質問に答えるだけのシンプルなリスニングのPart2では、質問に登場した単語は回答には使われない傾向があります。回答選択肢に質問に出た単語や似た発音のものが出たらひっかけだと思って下さい。特にPart2は15秒程の短い質問に答えるだけなので、逆に今のようなひっかけもありますが傾向を知っておけばリラックスして臨めます。分からないところは諦めひとつひとつの問題をしっかり聞きましょう。

 

このようなテクニックと傾向をつかめば、テスト当日のプレッシャーや余計な雑念が軽減され、問題と向き合うことができます。もし、勉強に伸び悩みを感じていたら一度テクニックや傾向を覚えてスコアアップを図り、勉強に対するモチベーションを上げましょう。テクニックと傾向についてはインターネットでも沢山の情報がありますし、書籍にもあります。テクニック本は解き方の説明は多いのですが練習問題が少ないテキストが多いので、実際の英語力を強化する学習も忘れずに行いましょう。

 

英語力を強化するためにはまず模試の問題集を行うことです。模試は最高の実地トレーニングであり、苦手部分を克服できる材料です。900点以上を狙う方のお話を聞いても、みなさん必須で行っています。模試はテストの流れをつかみながら弱点を見つけることができますので、間違えた問題は必ず復習しましょう。何度も模試をすると苦手な傾向が見えてくるので、そこを強化すればあなたの今の壁は乗り越えられます。

 

600点の壁はテクニックとそれぞれのパートの傾向を知ることで突破できます。ここを乗り越え更に次のレベルに進んでいきましょう。

 

Photo by Alberto G.

 


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