TOEFL対策:スピーキング編 オンライン英会話でアウトプットの練習を

TOEFL speaking

スピーキングのテスト時間は20分です。身近なトピックに関して口頭で回答するIndependent Taskから2問と、読み、聞いた内容に関して口頭で回答するIntegrated Taskが2題にわかれ各2問ずつ出題されます。20分で6問ですが、ここも問題を聞き取ったり英文を読んだりしたあとに自分の考えをまとめあげて英語で回答しなければなりません。考える時間は15~30秒と短く、時間との勝負になります。

 

日常で英会話をする機会が少ない日本人にとって、多くの人が苦手とするセクションです。更にTOEFLのスピーキングは、会場中の皆がヘッドセットを装着しパソコンの音声からの質問にそれぞれ答えるという形式です。一見すると画面に独り言を言っているだけのような状態で、話す事に自信がない上に周囲の声も聞こえてくると緊張が増し集中力に影響を及ぼしてしまうので、日常にはないiBTの受験スタイルに慣れない方にはまた別の難しさがあります。

 

スピーキングでは何しろ考える時間が短く、瞬時に自分の意見をまとめる力が必要です。出題傾向はだいたい決まっているので問題パターンを覚えましょう。そして、問題により題材が変わっても話をまとめるための構成は基本的に同じで大丈夫です。自分の使いやすいテンプレートをいくつか用意し、日頃からテンプレート通りに考えをまとめる癖をつけましょう。これは同じくアウトプットのライティングにも役立ちます。考えをまとめる方法としてテンプレートはぜひ用意しておいて下さい。

 

日頃の勉強で英語力を強化し、スピーキングに向けては瞬時にまとめあげ、それを言葉に表現することを身につけましょう。話し方と表現力を養う為にはオンライン英会話が有効です。講師からのアドバイスももらえますし、スクールに行くより手軽でTOEFL専門でしたら大抵テスト対策も取り入れていますので効率良くトレーニングする事ができます。日本人はアプトプットが苦手です。日本教育にはその場が少ないのと、社会においてもアウトプットが苦手でもなんとかなる風潮があるからです。日常生活だけでは英語との接点も少ないので、生活の中だけでのスピーキングの勉強はできません。自分で英語をアウトプットする環境を作らなければならないのです。オンライン英会話では英語に慣れながらアウトプットする機会を作ることができます。話す事に慣れていなくても、講師がゆっくりアドバイスしてくれるので頼もしい味方になってくれます。是非、活用してみて下さい。

 

Photo by Howard Lake

 

 


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