PTE Academic(PTEA)対策 公式ガイドと公式模試の活用法

PTEA study

公式ガイドには英語版「OFFICIAL GUIDE TO PTE ACADEMIC (ENGLISH) 2/E (Pearson Tests of English)」と日本語版「PTEアカデミック公式問題集第1版」があります。

 

OFFICIAL GUIDE TO PTE ACADEMIC (ENGLISH) 2/E (Pearson Tests of English) OFFICIAL GUIDE TO PTE ACADEMIC (ENGLISH) 2/E (Pearson Tests of English)
Pearson Longman

 

PTEアカデミック公式問題集 第1版 PTEアカデミック公式問題集 第1版
ピアソン桐原

 

和書でPTEA専用のものは、現在のところはこの公式問題集のみです。セクションごとの対策本は出版されていないので一度はこちらを手にした方が良いでしょう。テストの申し込み方法などの試験情報から、テストの特徴・形式・採点方法などの概要を詳しく知るのに適しています。解説や試験の傾向と対策なども和書の方が理解しやすいでしょう。

 

実践的な演習は洋書の方が勉強になります。本番同様のテスト形式の模試が3回分、問題が200問以上あり、模範解答やスコアを上げるコツの解説はテストを受ける上で大変重要なポイントになります。PTEAのリスニングで使用されている音源は、アクセント、つなぎ言葉、訛り、話の速度などにリズムがあり、より日常的な実生活の英語能力を測れるようになっています。付属のCDでそれを確認してみて下さい。聞き間違いがなくなるように耳を慣らしましょう。

 

また、PTEAのホームページから受験準備として2種類の模擬試験を行う事ができます。ひとつは無料の採点なしの模試で、時間制限もなく自分のペースで進めることができるので出題形式や試験問題の学習に利用できます。模範解答や問題作成者からコメントもあるので非常に参考になります。

 

もうひとつは採点付きの模擬試験で、本試験と同様に時間設定があります。時間内に実力を出し切る事ができるか、学力は足りているかを確認する事ができます。試験結果は数時間後に閲覧可能で、本試験と同じ形で表示されます。採点が細かく、文法、発話の流暢さ、発音、スペル、語彙力、文章構成など、各セクションでどこが得意で不得意なのかを詳細に知ることができます。

 

例えば、リスニングが苦手な原因が、発音を聞き取ることができないから、語彙を知らないから、語彙は分かるけど文法が理解できない、など自分に足りない英語力が何なのかを探る事ができます。こちらは有料ですが、自分の実力を知ることができ、弱点の発見にも役立つので、学習前に受けておけばその後の学習計画が立て易くなります。公式問題集の模試もそうですが、模試は何度も試してテスト形式に慣れましょう。

 

PTEAでは英語で聞いた事を理解し、自分の考えをまとめ、相手に伝える、という総合的で実践的なスキルアップを目指しています。情報が少ないのでテクニックは限られますが、磨くべきは英語力です。上手くアウトプットができるように力をつけていきましょう。

 

Photo by Lidyanne Aquino

 

 


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