海外ドーテーのフィリピンガチ留学
英語の技術と男気は上がるのか?
海外ドーテーが奮い立って
フィリピン語学レポート
フィリピン留学 一週目
授業までの流れ。ITパーク周辺の説明
・留学初日。留学初日のオリエンテーション
留学初日、この日が学校生活で一番多くの予定が入り忙しい。 初日以降は授業など、ある程度ルーティーンになる。 初日の流れを軽く説明すると、
08:30 |
朝食 |
09:00 |
レベルチェックテスト |
11:00 |
オリエンテーション |
12:00 |
昼食 |
13:00 |
ITパーク案内 |
18:00 |
ウェルカムパーティー |
緊張での初登校。AM 8:00にドミトリー(寮)前に学校指定のシャトルバスが来るので待機。
バスを待っている間にストリートチルドレンに絡まれたらどうしようと被害妄想を膨らませていると前日空港で知り合ったバッチメイト(同時期に入学した人をそう呼ぶ)と再会。
日本人万歳! と安心したものの、銃を持った警備員が近くにいるのを見つけて、その安心は戦闘力5以下のゴミレベルだったんだな、と思ってしまった...失礼w (治安が良いのにも加えて寮前は銃を持った警備員がいるので安心)
さて、どんな世間話で場を持たそうかと考えている間に学校へ到着。通学時間は3分程度。かなり近い。そんな距離でも万が一に備え学校はバスを出してくれている。
朝食後、レベルチェックテストが始まる。 テスト内容は TOEIC の内容に近いペーパーテストと、マンツーマンでの会話テストの2種類。ペーパーテストは中学レベルから高校レベルの選択問題と、文章作成などの問題。会話テストは先生とマンツーマンで質問に答える形で会話力を試される。 ペーパーは単語レベルでつまずき色々終わる。会話テストでは先生が何を話しているのか、あまりわからず、ほとんど イエー! とだけ応えて終わる。
初めてフィリピン人の苦笑いを見た。。。www
結果は…10段階中、下から3番目のbeginnerコース。 正直ショックだったけれど、まぁそれだけ伸びしろがあると信じる事にした。
テスト後は、バッチメイト達が別室に集められオリエンテーションが始まる。 内容は上記に記載した予定の再確認と学校で生活をする上での注意事項の説明。 (学校の住所、連絡先、校則、寮でのルール、危険の回避方法など…)
オリエンテーション後は学校のあるITパーク内の見学。 カフェやレストラン等の他、雑貨屋、ドラッグストア、コンビニ、換金所など教えてもらえる。
割と心配だった現地フィリピンでの換金。 ぼったくられると他のサイトで読んだものの、全然そんなことはなかった。 しかも利率は約 1ペソ =2.3円 。日本では 1ペソ = 2.8円 だったのでかなり良い。 日本で換金しなければ良かった…。
換金所のすぐ横にはATMもあり、クレジットカードでお金を引き下ろすこともできる。 最高で10,000ペソしか下ろせず、手数料は一回200ペソ = 450円位 と結構取られる…高い。
基本的に学生生活をする上で最低限必要な情報は、この場で教えてもらえる。 分からないことはスタッフの方や、先輩の方が色々(ナイトライフ等も)教えてくれるので、聞いてみよう。
見学後は学校でウェルカムパーティ。 学校の先生が司会の元、新入生は英語で名前、出身、趣味など、自己紹介をする。
ラテンの血が騒ぐフィリピン人だからか、先生達のテンションは常に120%。 芸人顔負けの空気の作り方と、異常に高いテンションに、ぼそぼそ話していた新入生(特に日本人)達 もつられてノリノリでハイテンションになっていく。 結果、先生の質問に対して
My name is Nao Year!!!!!!
I'm from japan Year!!!!!!!!!!!
Nice to meet you Year!!!!!!!!!!!!!
という内容も何もない事を大声で答える。 自己紹介が終わり、ふと我に返ると自分の語彙力の無さに恥ずかしくなった…。 でも皆そんな感じだから大丈夫www
自己紹介後、フルーツの盛り合わせやパンなど振る舞われる。 びっくりする位フルーツが美味しかったのが印象的。特にマンゴー。
ざっとこんな感じで初日のフィリピンで生活をする上での準備期間が終わる。
・授業内容について
2日目からは通常通り授業が始まる。 私が選択したコースは一日8時間のカランメソッドコース。 授業のスケジュールは以下のような流れ。
09:00 ~ 13:00 | 午前授業 |
13:00 ~ 14:00 | 昼食 |
14:00 ~ 18:00 | 午後授業 |
6時間のマンツーマンレッスン (カランメソッドは2時間) 2時間のグループレッスン 授業時間は一コマ50分で休憩が10分
授業の内容はカランメソッドだけでなく、トーキング、リーディング、ボキャボラリーなども行う。 基本的に授業はテキストにそって進めるものの、ほぼ全ての時間は先生と会話しっぱなし。テキストの音読、読解後、
この文章の要点はどこか? どんな感想を持ったか? あなたなら、どんな解決方法をとるか?
のような質問攻めに合う。
全てが英語。単語の説明すら英語だから。辞書を忘れると大変なことになる。 正直かなり辛い…。
特にカランメソッドは水を飲む数分の休憩以外は全て早口で声を出す。 前日しっかり寝たはずなのに、頭が疲れて意識が飛びそうになる。
入学当初カランメソッドはたった2時間だけなのかと思っていたけれど、2時間でお腹いっぱい…。 先生もかなり大変そう。 だけど常に笑顔で疲れを表に出さない…すごい。
おかげで初めは本当に聞き取れず、何を話しているのかも分からないものの、一週間を迎える位には耳も慣れてくる。
授業の方針は基本上記のような内容で、後はある程度ルーティーンとなる。
基本的に学校の組んだカリキュラムを受けるものの、中には自分のやりたい内容を先生およびスタッフと相談し、独自のカリキュラムを組んでいる人もいた。 例を上げると、内容やレベルの変更。 自分が持参した参考書を使ってもらう。 同じ表現でもニュアンスが違う、シーン毎に使い分ける単語や言い回しなどを教えてもらう、等…
割と順応に生徒の要望を聞いてくれるので、素直に良い学校だなと思った。
ただし一週間以上前にスタッフに申告すること。
それとあまり無理な要求は通らないので、スタッフと要相談。 日本人経営だけあって日本人スタッフが多くいるので、英語が話せなくても何とかしてくれる。