ホームステイ、ひとり暮らしよりも得?
海外のシェアハウスって一体どうなの?
海外のシェアハウスを探せる
Share house.in に聞いてみた
海外のシェアハウスと日本のシェアハウスの違いって?
シェアハウス≠ルームシェア
シェアハウス…
オーナーや事業者がいて、部屋ごとに個人が彼らと契約を結んで家賃を払う。
ルームシェア…
1棟、1室を複数人で借り、入居者間で家賃を割り勘する。
海外は、例えばマンションの1室を4人ぐらいで借りて割り勘にするようなルームシェアのほうが一般的です。一方Share house.inで紹介しているのは、1部屋ごとに契約するシェアハウスタイプになります。
海外…
「オーナーと一緒に暮らす」「オーナーは不在。自由に使う」は5対5の割合。日本…
「オーナーと一緒に暮らす」「オーナーは不在。自由に使う」は1対9の割合。
海外のシェアハウスでも戸建てタイプやマンションやアパートの1室をシェアする、所謂フラットタイプなど色々種類がありますが、戸建タイプはオーナー(持ち主)と住むホームステイタイプが多いですね。その場合はもちろん「食事つき」もありますし、「食事なし」で自由に使えるタイプもあります。現状Share house.inに掲載されているのは、「オーナー(運営者)と一緒に住むタイプ」と「オーナー(運営者)不在で自由に使うタイプ」の半々の割合になります。一方日本では、「オーナー(運営者)と一緒に住むタイプ」というのは少なく、全体の1割にも満たないですね
シェアハウス、ルームシェアをする理由
海外…
家賃が高いので仕方なく
日本…
人とのつながりや交流を求めて
海外の場合は都心部に近づくと家賃が高く、ひとり暮らし用のワンルームという形態の部屋が少ないということもあって、やむおえずルームシェアをするという人が多いです。そのため、家賃を割り勘しないとその土地での生活もままならないという現状があります。そのような事情も相まって、欧米ではルームシェアという文化が早くに浸透し、人の繋がりや交流を育むことのできる日本のようなシェアハウスの形態は盲点になっているのかもしれません。
一方、日本のシェアハウスの場合は、もちろん家賃の安さもあるのですが、人とのつながりや交流を求めて入居する人が多いです。また、日本は個人ではなく、きちんと運営会社が介在し、ビジネスとしてシェアハウスを運営しているというのも大きな違いですね。また、シェアハウスごとに「英語が学べる」、「食好きが集まる」、「起業家を育成する」などのコンセプトがあったりするんですよ。事業者がコンセプトを付けてシェアハウスとして打ち出すっていうのは日本特有のもので、海外の人にそういった日本のシェアハウスを紹介すると驚かれます。なので、日本のシェアハウスのような暮らし方を海外でも展開したら面白いかなと思っています。
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