冬はバイカーが集結!?

不思議がいっぱいアリゾナの魅力　

サボテンだらけのアリゾナに引っ越して、かれこれ15年程になります。

全米ナンバー６に位置する大都会フェニックスを中心に、グランドキャニオンやセドナなどの大自然にも恵まれたアリゾナ。標高差も大きいので、地域によって色んな季節を楽しむ事ができます。標高の低い地域（フェニックスの周辺その他）は、夏は異常な程の高気温に、冬はとても温暖です。乾燥地域で砂漠地帯独特の朝夕の温度差がとても大きくなるのが特徴です。

アリゾナを大好きな理由のひとつが、とても過ごしやすい冬の気候です。

真冬のアリゾナは、タンクトップ姿も見る事ができる（私は寒がりなので完全防備ですが）寒い地域の方々には憧れの街であり、私もそんな冬のアリゾナが大好きです。

温暖な気候を求めて『スノーバード』と呼ばれる冬だけ住民になる人々が、アメリカ北部やカナダなどから、沢山移動してきます。そして「スノーバード」は、暑くなり始める4月～5月頃に自分の家に戻って行きます。そのため冬場は、様々な州のナンバープレートを見る事ができて楽しいです。

そんなアリゾナの街では、冬場に多くのバイカーを見る事ができます。

寒い地域では考えられない光景ですね。

バイカーの中にはご高齢な方々もかなり多く、皮ジャンを着こなして、まるで映画の中のシーンを見ている様です。

イラストでも分かる様に、アリゾナでは、オートバイに乗る際にヘルメットを付ける義務がありません。そのためほとんどのバイカーがヘルメット無しで運転をしています。

しかし交通規則は州によって違ってくるので、気をつけてください。お隣のカルフォルニアやネバタなのでは違反チケットを切られてしまいます。私的な意見ですが、アリゾナは車やオートバイ関係は規則が、他の州よりも少し緩い感じがします。現時点では運転中の携帯の使用もアリゾナでは違法ではありません。トラックの荷台に人が乗って、高速道路も走る事ができます。

そんなアリゾナでは、半永久的な運転免許をもらう事ができます。アメリカでもここの州だけだと思われます。他の州は４年おきに更新をする所がほとんどですが、アリゾナの場合は次の更新は65歳という、とんでもない長い期間のついた免許証が発給されます。

10代で取得した免許証を、65歳まで更新しなくてもいいと言うことですが、さすがに写真と視力チェックは12年おきにあるそうです。これもアリゾナに住んでて本当に良かった！　と思えるひとつです。

不思議がいっぱいのアリゾナへ、一度遊びにいらしてみませんか？