Dear B,

Tronto Writer
佐賀出身。アメリカ留学から帰国後、佐賀で出会ったカナダ人旦那と結婚しトロントに移り住んで5年。執筆、翻訳、通訳、リサーチなどの仕事に取り組みながら、ドキュメンタリー映画制作の冒険中。カナダの文学、音楽、自然が大好き。ブログA Kitsune on the Wavesでは留学生活、英語学習法、トロント現地情報、国際結婚事情など幅広くシェアしています。
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WORLD
2015.06.17

サマーデリシャスな夏のトロント!

フードフェスでお腹も心もいっぱいに

IKUMI from Toronto

トロントの冬は雪と曇りの日が多く、どんよりと長い。そんな寒くて暗い日々を耐えに耐えて迎えた夏! だから、夏本番の6月下旬から8月の終わりまでトロントに住む人たちはお日様を無駄にしないように、外に出る時間をできるだけ作り、それを目一杯楽しみます。

 

だから屋外イベントが盛ん!

 

そんなトロントで夏、頻繁に開催されるのがアウトドアフェスティバル。映画祭、音楽祭、芸術祭、数えれば100を超える無数の屋外イベントが目白押し。その中でも今回は、たくさんの国や文化からの移民が集まるトロントならではの食べ物のお祭りを紹介します。

 

トロントに来たら参加したいフードフェス4選

 

1.サマリシャス

 

サマーデリシャスを短くしたトロント全体で開催されるイベントです。トロントのおよそ200の飲食店が参加し、通常よりリーズナブルな価格で、夏メニューを提供。普段はなかなか手の届かない少し上ランクのレストランにも、これを機会に足を運んでみるチャンス。軽めに一軒目、しっかり食べる二軒目・・・とぶらぶらしながら色んなレストランをトライできるのも嬉しいです。2015年7月3日から26日までトロント各地のレストランで)

 

 

 

2.ジャークフェスト(Jerk Fest)

 

ジャマイカ料理によく使われる、ジャークスパイス。ハバネロに似たスコッチボネットと多種類のスパイスのミックスで結構辛いです。ジャークというのは英語の「嫌な奴」という意味ではなくて、現地語の「チャーキ(乾いた肉)」がもともと。ジャマイカからの移民の多いトロントではジャークチキンはとてもポピュラーな食べ物で、暑い夏に外でフーフー食べるのが醍醐味。このお祭りはセンタニエル公園で開催され、メジャーなチキンやポークメニューから、ちょっと珍しいワニやうさぎの肉も試せるとか。(2015年8月8、9日)

 

 

 

3.トロントビールフェスティバル(Toronto’s Festival of Beer)

 

トロントではマイクロブリューワリーが熱いこと、ご存知でしたか? オンタリオ湖周辺にはたくさんの地ビール屋さんが軒を連ねています。このビールフェスティバルは、湖のすぐそば、エクシビジョンプレイスで行われ、100を超えるトロントの地ビール、そして世界からの輸入ものあわせて300ものビールが紹介されます。おつまみや軽食も販売されます。(2015年7月24日から26日まで)

 

 

 

4.テイスト・オブ・ダンフォース(Taste of the Danforth)

 

ダンフォース地域はトロントでもギリシャ移民の街として有名なエリア。このお祭りは本場のおいしいギリシャ料理はもちろんのこと、タイ料理やインド料理まで、ありとあらゆる種類の食べ物屋台が出店。トロントが多文化都市であることが、目でそして舌で感じられるとても人気のあるお祭りです。(2015年8月7日から9日まで)

 

 

夏のトロントは心もお腹も満たしてくれるイベントがいっぱい。

 

“Sleep 'til you're hungry, eat 'til you're sleepy.”

 

「お腹が空いたら起きて、眠くなるまで食べる!」

 

お日様が大好きなトロントニアンと、新しい味を見つけるそんな夏にしてみては?

 

*各イベントの会場や料金などの詳しい情報はtoronto.comにてチェックできますよ。

  

吉田育未(よしだ いくみ)

佐賀県出身。21歳の米国留学まで愛するふるさとで育つ。 留学先のコロラドでパンクでアナーキーな人々と時を過ごしパンク音楽に目覚める。帰国後、佐賀の居酒屋で カナダ人マイケルと出会い、学生結婚。 トロントへ移住。トロント大学院在学中にドキュメンタリー「ロスト・アンド・ファウンド」の制作に携わる。 現在、翻訳や通訳、リサーチの仕事に打ち込む傍ら、執筆や映画制作活動にも取り組む。カナダの文学、音楽、映画、鳥が大好き。ブログも更新中:Kitsune on the Waves

 

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