海外の大学に行く時に必要になる、TOEFL®をご存知ですか？　そのTOEFL®には、TOEFL Junior® やTOEFL Primary®があるんです。この連載では、このふたつの試験に照準をあてて、いったいどんなテストなのか、何に役立つのか？　などを分かりやすくQ&A形式でお送りします。

今回は子ども向けのTOEFL®について。早速チェックしましょう。

Q

TOEFL®って子ども用はあるの？

A

TOEFLと聞くと、大学生や留学のための英語のテスト…というイメージで、子どもには無縁に思えますよね。でも実は、TOEFL®、TOEIC®などを開発した、世界最大のテスト開発機関のEducational Testing Service(ETS)が、世界の英語を母語としない小・中学生を対象としたTOEFL Primary®を開発していて、日本でも2014年秋からスタートしているんです。

英語初期学習者向けのStep1と、英語で何らかのコミュニケーションが取れる学習者向けのStep2のふたつのレベルがあり、リスニングとリーディングの２技能をマークシート方式のテストで測定。日常的な表現や、基本的な言い回しを理解できるかを問います。

テストの出題形式では、イラストが多く、リスニングの音声は大人の声だけではなく、子どもたち同士の会話も収録されているので、子どもたちが「世界でこんな風に英語が使われているんだ！」と実感できるテストです。

今年は、公開テストが２回あり、次回は12月13日（日）に行われます。英語を学ぶ子どもたちにとっての、世界に飛び出す『はじめの一歩』として、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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グローバル・コミュニケーション&テスティングからのお知らせ

2015年8月　第３回GC＆T主催セミナー「英語4技能向上セミナー」を実施します！

国内の英語教育改革の実情、先進的な４技能の指導実践例を紹介する「英語４技能向上セミナー」を全国6ヵ所（札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡）で実施します。

【プログラム】

・特別講演（文部科学省）
・講演・発表

「大学入試における外部テスト活用」大学入試関係者
指導実践ワークショップ
TOEFL Junior® Comprehensiveテスト紹介

【対象】中学・高校・大学・短大の教職員、教育関係者のみなさま
【参加費】無料

＊6ヵ所とも定員になり次第、申込みを締切らせていただきますので、ご希望の方はお早めに下記リンクからお申し込み下さい。

お申し込み・詳しい情報はこちらをクリック

取材協力　グローバル・コミュニケーション&テスティング

構成・文／天野里美（編集部）