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世界遺産の港町ルーネンバーグ
Ikumi from Toronto
Hi Honey B! トロントのいくみだよ。今、夏休みでトロントを離れて、カナダの東海岸にあるノバスコシア州の世界遺産の港町ルーネンバーグに滞在しているよ。とても素敵な場所だから、トロントの紹介はまた今度の手紙に書くとして、今回はルーネンバーグをいっぱい紹介するね。
世界遺産のカラフルな港町
ルーネンバーグはまるでカラフルなおもちゃ箱をひっくり返したような景観の街。赤、緑、紫、ピンク、オレンジ、青などの木造の家が所狭しとならんでる。街全体が港を望む丘の上に建っていて、ひとつひとつの通りごとにユニークな家がいっぱい。この町並みはユネスコの世界遺産に登録されていて、本当にきれいだよ!
その成り立ちもカラフル
ルーネンバーグはヨーロッパからの入植時代の港町がそのまま残されていると言われていて、その起源は1753年。先住民のミクマク族やその前から入植していたアカディアの人たちの居住区を、イギリスはプロテスタントの移民を積極的に推奨することでイギリスの入植地を確立させようとした歴史があるんだ。ノバスコシアは、ミクマク、アカディア、そしてイギリスの文化がとても色濃く残る地域なんだよ。
おすすめのアクティビティー
この街での楽しいこと、紹介してみるね!
1. 馬車に乗ってダウンタウンを散策
ルーネンバーグを初めて訪れるなら、馬車サービス(有料35分・大人20カナダドル・子ども8カナダドル・5歳未満無料)がおすすめ! 地元の人しか知らない裏路地まで馬車で連れて行ってくれて、ガイドさんが隅々までルーネンバーグの歴史や、建築について教えてくれるよ。ゆっくり馬車に揺られながら、海のロマンに溢れるこの街に想いを馳せてみてね。
2. ルーネンバーグを味わう!
ルーネンバーグにはおいしいレストランがいっぱい。それもそのはず。地元の海でとれた新鮮な魚介類をふんだんに使ったメニューがいっぱいだから! なんといっても、おすすめはチャウダー。ホタテ、エビ、ハダック、ロブスター、サーモンなどがふんだんに使ってあって、本当に美味!
ロブスターやムール貝の酒蒸しもおすすめ。フィッシュ&チップスも捨てがたいな〜。シーフードより肉派の人には、ルーネンバーグバーガーがおすすめ。地元の牛を使ったステーキもおいしいよ。お野菜も果物も地元のものを積極的に使用しているので、フレッシュな夏の味が口いっぱいに広がるよ。
3. B&Bでルーネンバーグの建築とおもてなしを体験
B&Bは、ベッド&ブレックファストのこと。普通のホテルよりもよりアットホームに宿主さんとコミュニケーションが取れ、家庭料理に近い朝食でおもてなししてくれて、最高! 古い建物が多く、雰囲気もバッチリ! とてもロマンチックな時間を過ごせるよ。
4. 海に出よう!
ルーネンバーグからは多くのホエール・ウォッチングツアーのボートが出てるよ。また、帆船ブルーノーズに乗れるチャンスも! カナダの10セントコインを持っていたら見てみてね。そこに描かれている帆船がブルーノーズ。カナダで一番有名な帆船だよ。ルーネンバーグは造船の街で、多くの帆船が今も停泊しているの。この海を越えて、昔は海賊たちもこの街を訪れたのかと思うと、なんだかドキドキしちゃう。ちなみに、ダウンタウンのおみやげ屋さんにはたくさんの海賊、海グッズがあるよ。
5. 海沿いのトレイルをハイキングしよう!
ルーネンバーグは海だけじゃなくて、緑がいっぱいのハイキングトレイルがあるの。ダウンタウンの裏側にあるから、とても静かで、ゆっくり歩くことができる。鳥もいっぱい!
ラズベリーやブラックベリーが自生してるから、夏は歩きながらつまみ食いするのが私の楽しみ。緑の間からは海がキラキラしているよ。
6. アートギャラリー・博物館めぐり!
ちょっと室内で休憩したいなーという時、おすすめなのがアートギャラリーと、港にあるフィッシャリー博物館。ルーネンバーグはアートギャラリーの密度がすごく高く、地元のフォークアートから先住民の彫刻や、ラグアートまで幅広く楽しむことができるよ。フィッシャリーミュージアムでは、漁や船、そして港の歴史が展示してあり、子どもから大人まで楽しめる作りになってるよ。
7. あなたの内面に目を向けてみて
時間の流れがゆっくりしていて、インスピレーションがいっぱいに溢れてる。 ダウンタウンは忙しいけど、少し離れると海が綺麗に見える静かなベンチがいっぱい。座って考え事や、絵を描いたりするのにもパーフェクトな場所だよ。何か新しい発見があるかもしれないね。
あたたかい海のコミュニティ
どうだった? ルーネンバーグに行きたくなったかな? おすすめアクティビティーを紹介してみたけど、ルーネンバーグに来たら、地元の人と話してみるのを忘れないでね。人がすごく優しくて、スモールトークのはずが、すごく長くなっちゃうんだ。コミュニティを愛してやまない人たちが、大切に作り上げた場所だって、すごく伝わるあたたかい町だよ。
一人旅にも、大好きな人との思い出の旅にもおすすめだよ。
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