英語だと勘違いしていませんか?
まぎらわしい和製英語

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構成・文/和田鈴香(編集部)

 

普段、私たちが会話の中で何気なく使っているカタカナ言葉は、意外と和製英語が多いということに気付いていましたか? 英語だと思って使っていると、外国人に首をかしげられてしまいます。そんな、ちょっとまぎらわしい和製英語の数々を編集部がピックアップ。これを機に、正しい英語表現も一緒に覚えましょう!

 

オフィスレディーを略した「OL」や、会社員の男性を表す「サラリーマン」。“salary(サラリー)”は給料を意味するので、直訳すると「給料男」になってしまいます。

★正しい英語表現は“office worker(オフィスワーカー)”です。

 

続いては、空港で受ける「ボディチェック」。実はこちら、アイスホッケー用語で「体当たりする」という意味。警備員さんが体当たりしてきたら怖すぎますね!

★正しい英語表現は“security check(セキュリティーチェック)”です。

 

サッカーの試合でおなじみの「ロスタイム」。ここからが正念場だというのに、”loss”が”lost”に聞こえてしまうため、「無駄な時間」というまったく逆の意味に……。

★正しい英語表現は“injury time(インジャリータイム)”です。

 

仲の良い間柄で許される「スキンシップ」。仲良くなりたいからと言って、この語を使ってしまうと、かなり恥ずかしい意味合いでとられてしまう場合も。

★正しい英語表現は“personal contact(パーソナルコンタクト)”や

physical contact(フィジカルコンタクト)”です。

 

ファーストフード店でついつい頼んでしまう「フライドポテト」。実はこちらも和製英語で、「揚げたじゃかいも1個」という意味にとられてしまいます。

★正しい英語表現はアメリカでは“French fries(フレンチフライズ)”、

イギリスでは“chips(チップス)”です。

 

最後は、誰の家にもある「コンセント」。“concentric plug”から由来して大正時代にできた単語ですが、英語ではまったく通じません。ちなみに、医療現場で使われる「インフォームドコンセント」は「同意・承諾」を意味する1字違いの“consent”を使います。

★正しい英語表現は“outlet(アウトレット)”です。

 

う~ん、なんともまぎらわしいですね。 間違えて使っていたことに気付いて「ギクッ!」とした人もいるのでは? 今日からさっそく、正しい英語表現でコミュニケーションしてみてくださいね!

 

 


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