簡単!英語育児から学ぶ日米流子育て術
At the park.|公園で学べること
英語での語りかけ育児から学べる
平川裕貴先生のしつけと習慣
日本と欧米文化両方の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴先生が、世界に通用する真の国際人育成のために大切なことを教えてくれます。今回はAt the park.「公園で学べること」。公園へ行く前から公園での親子の英会話を通じて、子どものしつけや能力開発にも役立つアドバイスが盛りだくさんです。ぜひ英語育児やしつけの参考にして下さいね。
公園で学べること At the park.
Mom | Let’s go to the park. |
公園に行きましょう | |
Child | Yeah, let’s go! |
うわーい、行こう! | |
Mom | What do you want to play on at the park? |
公園で何をして遊びたい? | |
Child | I want to play on the slide. |
滑り台で遊びたい | |
Mon | I think you can play with your friends too. |
お友達とも一緒に遊べると思うわ | |
Child | Yes, my friends always play in the park. |
うん、ぼくの友達もいつも公園で遊んでいるよね | |
Mom | Do you want to bring some toys? |
おもちゃ持って行く? | |
Child | Yes, I want to play in the sand pit. |
うん、砂遊びがしたい | |
Mom | OK. I will bring some plastic toys. |
いいわ、プラスティックのおもちゃ持って行きましょう | |
Here we are. | |
さあ、ついたわ | |
Child | Mom, my friends are over there. |
ママ、ぼくの友達があっちにいるよ | |
Mom | Yes, you can play with them. |
そうね、みんなと遊べるわね | |
Play nicely, OK? | |
仲良く遊ぶのよ、いい? | |
Child | OK, mom. |
わかった | |
I want to play on the slide first. | |
先に滑り台で遊びたいな | |
Mom | Somebody is using it now. |
今誰かが使っているわ | |
So you have to wait your turn. | |
順番を待たなきゃダメよ | |
Child | Well, then I will play in the sand pit first with my toys. |
う~ん、じゃあ、先に砂場でおもちゃで遊ぶよ | |
Mom | If your friends want to play with your toys, remember to share. |
もしお友達があなたのおもちゃ使いたいって言ったら、使わせてあげるのよ | |
Child | OK. I will share. |
いいよ、一緒に使うよ | |
Mom | Good! Have fun. |
いいわ! 楽しんでらっしゃい | |
I will be here. | |
ママはここにいるわ |
*遊びのルールを守ろう
子どもにとって、遊びは仕事のようなものです。遊びからたくさんのことが学べます。
小さい時にいっぱい遊んだ子は発想力や想像力が豊かになりますし、コミュニケーション能力も育ちます。ぜひ、たくさんの子達と遊ぶ機会を作ってあげましょう。
ただ、他の子達と遊ぶようになると、そこにはルールも発生します。このルールこそ、社会生活の基本になりますから、しっかり教えてあげてくださいね。
順番を待つ
滑り台やブランコなどを他の子が使っていたら、順番を待ってね。
勝手に取らない
他の子が使っているおもちゃなどを勝手に取ってはいけません。 必ず使っていいかどうか確認するか、「貸してね」とひとこと言いましょう。
一緒に使う
小さい子ども達は、よくおもちゃの取り合いをしますね。そんな時は、一緒に使うとか、交代で使うとか仲良く遊ぶことを教えましょう。
大事に使う
公園の遊具はみんなのもの。大切にしましょう。またお友達のおもちゃを貸してもらったら、大事に使ってね。
周りに気を配る
ブランコでは周りに人がいないかどうかしっかり確かめてね。 また砂場では砂を投げたり、飛ばしたりしてはいけません。
*会話の中の豆知識
欧米の人達は、share と言う言葉をよく使います。独り占めするのではなく、分け与える、一緒に使うということです。おもちゃを一緒に使うというだけでなく、持っているお菓子を「分けてあげて」などと使います。
そう言えば、若い学生はよくお部屋をシェアしていますし、フェイスブックでは情報をシェアしていますよね。
子どもの世界でも大人の世界でもよく使われる、とっても便利な言葉です。
ライタープロフィール 平川 裕貴 (ひらかわ ゆうき)
元日本航空CA。英語スクールマネージャーを経て、1988年外国人講師による子ども英会話教室『リリパット』設立。長年欧米文化に触れた経験から、日本と欧米文化の優れた点を取り入れたしつけを提唱する幼児教育研究家。現在、3歳から6歳の子が通う幼稚園型英語スクールで、日本人としてのアイデンティティをしっかり持ち、広い視野と思いやりの心を持ったバイリンガルを育てている。スクール経営の傍ら、これまでに得た知恵や知識を広く伝えるべく執筆活動も開始。著書に『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』(アマゾン)『5歳からでも間に合う お金をかけずに子どもをバイリンガルにする方法』(彩図社)がある。また、コラムライターとして、ママ向けサイト『IT Mama』で、子育てに関する記事を執筆中。