同情や良くないことを聞いたときの
英語のあいづち、どう返す?

相手へのリアクション
いつも同じじゃ伝わらない!

相手がおもしろい話をしてくれて、自分もおもしろいのに何て返したらいいのか分からない…。よろこび、おどろき、反対、共感など、あいづちを状況に応じて使い分けて、気持ちが伝わるスムーズな会話をしてみましょう。

欧米では、日本人の「はいはい」や「うん」というほど頻繁にあいづちをしない傾向があります。相手との距離感によりますが、どちらかと言うとすべて聞き終わってから返答をする傾向があります。
というのも、特にビジネスなど、シビアなシーンでは、うなずく=yesと受け取られるのが一般的です。ですから、うなずいていたのに最後に日本人が反論をすると、驚かれて場合によっては信頼関係も築きにくいこともあるので注意しましょう。
欧米人と話すとき、相手の反応がなくても相手はきちんと聞いているので、ひるまず相手の目を見て話せるようにしましょう。

 

同情や何か良くないことを聞いたときは?

 

Uh-oh.(ア・オー)

あーあ/しまった
➡例えばI forgot my wallet!「財布わすれちゃった」Uh-oh!「あーあ(ヤバいね)」などと使ったり、自分でもモノを落としたりした時などにUh-oh!などと言ったりします

 

Oh boy.
あーあしまった
➡上のUh-oh.と同じように使われますが、若い人はあまり使っていないようです

 

Oh man. / Man oh man. / Oh no!
あーあ/やば~/勘弁してよ
manという単語が入りますが、性別は問わず使います。例えばI have to work on Sundy.「日曜日なのに仕事だよ」や、 I broke my new iPhone.「新しいiPhone怖しちゃったよ」の返答としてOh man!Oh no!などと使ったりします

  

Geez.(ジーズ)
何てこった!
Geez Louise.の省略。ちょっとネガティブな感情でよく使われます

 

That’s terrible / horrible  awful!
それはひどいね最悪だね
➡一般的には深刻度が高い時に使う傾向があります。どれも同じニュアンスでぞっとするような時などにも使われます。例えばI got in a car accident last month.「先月交通事故にあったんだよ」 That’shorrible!それはひどいね!」

 

That’s a shame.
それは残念だったねそれは気の毒に
➡上記よりも少し深刻度は低く、本当に悲しい時などは使いません。例えばI can’t go to the party tonight.「今夜のパーティー行けないよ」などの時にThat’s a shame.「それは残念」などと使えます。ちなみに、shame「恥」という意味がありますが、特に恥じているニュアンスは含んでいません

 

That’s a bummer.
それは残念だったねそれは気の毒に
➡上記と同じ、タイミングで使われますが、おもにイギリスでよく使われる表現です

 

That’s too bad.
それは残念だったね
That’s a shame. と同じ、必ず誰かに向かって言うあいづちです

 

I’m sorry (to hear that).
それはお気の毒かわいそう大変だねそれは残念
➡人が亡くなったり、人が別れたり、本当に不幸な時に使ったりしますが、Taylor Swift concert was canceled.「テイラースウィフトのコンサートが中止になっちゃったんだよ」の時にI’m sorry.「残念だったね」などと軽い内容でも使うこともあります

 

Jesus Christ!
何てこと!
➡とてもショッキングな時や、怒りを表している時などに使ったりします

 

That’s shocking!  I’m shocked!
え、びっくりげー!
➡悪いことを聞いた時に。肯定的で明るいことについて使うI’m surprised.の反対のシチュエーションで言ったりします

 

Ew!  Ewwww!(イーウー)
キモ!げー!やだー
➡子どもから大人まで、「気持ちわるい」感覚の時。まさに日本語の「キモ!」と同じように使えます

 


 

ライタープロフィール●Y. DINK

英語講師歴10年。カナダ留学、外語大で英語を学ぶ。得意分野は英会話。海外生活やアメリカ人との国際結婚の経験から学んだ、おもにアメリカ英語のフレーズをご紹介。現在二児の母として子育てにも奮闘中!


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