第2のシリコンバレーに注目

マイアミ発スタートアップ3選

マイアミは絶景の海岸線と、きらめく夜景だけに人が集まるわけじゃないの。ダウンタウンがテクノロジー拠点として脚光を浴びるようになると、世界中からハイテクなIT企業が集まるようになったのよ。2010年に超高層ビルのマイアポリス(975m)が完成すると、その勢いはさらに加速してきたわ。

Kairos

CEOのBrian BrackeenはAppleやIBMで経験を積み、顔の表情を読み取るKairosというシステムを2012年に開発。2013年にはウォールストリートジャーナルで今年最も勢いのあるスタートアップのひとつに選出されたの。例えば、試作品をモニターに試してもらう際に表情から本音を読み取ってマーケティングに生かすことや、営業したお客様に購入意欲があるか分析する際に用いられるそう。

Leaner Nation

CEOのMichael McCordは司法試験の勉強中に学びを加速させるためにはオンライン学習が不可欠であることを悟り、無事弁護士に受かったものの、企業向けのトレーニング学習のオンラインプラットフォームを2012年に創設。会社の研修を独自に行う手間を省き、このLeaner Nationのコンテンツを視聴させる企業も増えてきたそう。現在60ヵ国以上、15万人が視聴しているのよ。

Early Shares

ハーバードビジネススクール出身の女性起業家Joanna Schwartzは、投資家と個人投資のプライベート案件を直接つなぐクラウド型プラットフォームを2011年に創設。ユーザーは投資企業、不動産、投資ファンドのカテゴリーから好みの案件を検索でき、交渉後もキャンペーンの立ち上げや運営などマーケティングに関する入念なアフターフォローサービスがついてくるの。