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WORLD
2015.11.04

インドネシア移住に必要なこと③

移住のコツ(就職・ビザ取得・税金etc.)

 

From BRIDGET

インドネシア移住の必要なこと①基本情報」「インドネシア移住の必要なこと②生活費」に引き続き、「インドネシア移住の必要なこと③移住のコツ」では、インドネシアで暮らす上で必要なビザの取得や仕事の探し方、税金についてインドネシアで暮らした経験のあるHさん(20代後半女性)が紹介してくれているわ。インドネシア移住に興味のあるあなたは併せて読んでみてね。

 

 

ビザの取得について

インドネシアに滞在するためのビザにはいろいろな種類があります。主なものは、留学など特定の学校に籍を置いて申請する学生ビザ、インドネシアにある会社をスポンサーとして就労目的で渡航するための就労ビザ、語学や文化を学ぶ目的で渡航する社会文化ビザ、定年退職者が移住するために取得するリタイアメントビザなどがあります。学生ビザ、就労ビザは基本的に1年単位で、毎年更新する必要があります。社会文化ビザは現地在住のインドネシア人または法人をスポンサー(身元引受人のような立場になります)としたビザで、初め12ヵ月、その後現地にて1ヵ月ごとに4回更新ができ、最長6ヵ月間滞在できます。もっとも安定したビザはリタイヤメントビザで、初めの1年の後、更新で5年間のビザの取得が可能で、毎年、現地のイミグレーションオフィスにて手続きをするだけで、出国する必要もありません。55歳から取得可能で、一定額の銀行預金があることや現地で何らかの形でインドネシア人を雇用することなどの幾つかの条件があります。

 

仕事の探し方について

インドネシアでは就労ビザを取得していない外国人の就労が禁止されています。それで、インドネシアで仕事がしたい場合は、日本にいる間にインターネットなどを通してインドネシアでの仕事を見つけ、就職が決定した後にその会社をスポンサーとして就労ビザを取得するという形になります。現地で実際に見て、仕事を探したいという場合は、一度観光ビザや学生ビザなどでインドネシアを訪れた際に、現地の人の紹介などで会社を探して直接交渉し、就職が決定した後、一度出国して、在外インドネシア大使館で就労ビザを取得し、再入国するという方法がスムーズだと思います。滞在したままで、ビザの切り替えができるかもしれませんが、インドネシアのビザの手続きはかなり複雑で、時間と手間がかかるのであまりお勧めできません。

 

準備資金について

移住して初めはバイクや車の購入、1年間分の家賃の支払い、家電や家具の購入などまとまったお金が必要となってきます。それに加えて、大きいものとしては、インドネシアまでの航空チケット、海外旅行保険、ビザ取得のためのエージェント費用(インドネシアのビザの制度は複雑なので初めはエージェント会社を通してビザを取得する方が多いようです)がかかります。ここまでで、車ではなくバイクのみの購入の場合、100万円程度は必要かと思います。ちなみに、バイクは11520万円、車は一般的な自家用車(新車)で100万~数百万円ほどですので、車を購入予定の場合はその分プラスで必要になります。

 

税金について

ローカルな小さな店で買い物をする際には税金はかかりません。ただレストランやホテルでは基本的に商品またはサービスの値段に、10%の税金、そして11%のサービス税がかかるので、計21%の税がかかります。どのような区分があるのかは明らかではないのですが、レストランによってはサービス税が課されていないところもありますので、その場合は10%の税金しかかかりません。料金表示の後ろに"++"と表示があれば21%、"+"とプラスマークひとつであれば10%の税金がかかるということを表します。それに加えて、もしバイクや車を購入した場合は毎年、税金を払う必要があります。バイクでおよそ1,000円以下でした。バイク、車の税金は警察署やモールの中に開設された税金支払いのデスクなどで支払うことができます。その際、外国人は現地人の名義でバイクや車を購入しているので、名義人のIDカードを借りて持参することが必要となります。

 

併せて読みたい!  

インドネシア移住に必要なこと① 基本情報(気候・言語・宗教etc.)

インドネシア移住に必要なこと② 1ヵ月の生活費は約○○万円

 

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