あなたにピッタリの英語資格を探せ!

人生の武器になる英語力!【Chapter.3】

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取材・文/齋藤悦子・甲斐真理愛(編集部)

 

★それぞれの英語資格の特徴を知ろう!

英語力を証明する資格はたくさんありますが、それぞれの違いや特徴がいまいち分からず、「自分に合った資格が分からない」と感じている方も多いのでは? そこで、それぞれの資格を分かりやすく解説します。

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グローバルスタンダードな英語資格として、多くの企業や教育機関で英語力の証明に採用されている『TOEIC®(トーイック)テスト』。世界150ヵ国で実施されていて、日本では……

海外の大学や大学院で学ぶために必要な英語力を測る英語資格テスト『TOEFL®(トーフル)』。1964年のスタート以来、受験者が増加し続け、今では世界で最も歴史と実績のある英語テストの……

留学や海外移住に必要な英語力を評価する試験『IELTS™』。『TOEFL®』に代わる“全世界での英語資格”として注目され、現在、135ヵ国、約8,000以上の教育機関、国際機関、政府機関が、……

世界最大手の教育メディアであるピアソンによって開発された英語試験『PTE(Pearson Test of English) Academic』『TOEFL®』や『IELTS™』と並ぶ“留学に必要な英語力を示す試験”として……

『BULATS(ブラッツ)』は、ビジネスで必要な英語力の測定に特化した試験で、社員の英語力を強化したいと考える企業が受験を推奨するなど、毎年、多くのビジネスパーソンが受験……

正解、不正解の解答状況で、解いた問題以降の難易度が刻々と変わる、完全オンラインテスト『GTEC(ジーテック)』。ビジネス実務に特化した試験内容と、オンライン受験ならではの利便性などが注目され……

1963年にスタートして50周年を迎える『英語検定』。日本人にとって最も馴染み深い試験。特徴は、実用的で総合的な英語力を測る試験内容と、有効期限のない“一生もの”の資格ということ……

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

 

 

 ★必要なのはどのレベル? 難易度をチェック!

受験したい英語資格が決まったら、次に気になるのは「難易度」ですよね。英語資格試験はそれぞれ違った性質をもっているため、レベルを一概に比較することはできませんが「それでもある程度の目安を知りたい」という人のために、語学レベルの指標を示す国際標準規格「CEFR(セファール)」を基準に一覧にしました。目標設定の参考にどうぞ!

■CEFR(セファール)とは?

「Common European Framework of Reference for Languages」の略称で、主にヨーロッパを中心に使われている、コミュニケーション能力別に語学レベルを示す国際標準規格。初級のA1から、A2、B1、B2、C1、最上級の C2 まで6つのレベル制が採用されている。

C2:難易度★★★★★★

あらゆる話題を容易に理解し、根拠や論点も一貫した方法で再構築できる。自然に、流暢かつ正確な自己表現ができ、細かい意味の違い、区別を表現できる。

C1:難易度★★★★★

長く複雑な話題を理解し、明瞭で論理的な表現でアウトプットできる。その際、文章を構成する字句や接続表現、結束表現の用法をマスターしている。

B2:難易度★★★★

社会生活上の幅白い話題を理解し、緊張せずに母語話者とやり取りができる。流暢かつ自然な会話で、自己の視点を説明できる。

B1:難易度★★★

仕事、学校、娯楽で出会う身近な話題を理解し、標準的な話し方であれば主要点を理解できる。起こりうるたいていの事態に対処することができる。

A2:難易度★★

日常の基本表現を理解し、情報交換に応ずることができる。自分の背景や身の回りの状況、事柄を簡単な言葉で説明できる。

A1:難易度★

具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しを理解し、用いることができる。

 

 いかがでしたか? 自分の目的にあった資格試験にトライして、キャリア&英語力アップにつなげましょう!

 


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