待ち合わせの時の英語で何て言う?
使えるネイティブ英語表現27選

すれ違いや誤解は避けたい

場所と時間ちゃんと言おう

友達ができたら、レジャーシーズンやパーティーシーズンなど、積極的に誘い合って仲良くなりたいもの。今回は待ち合わせ時間と場所の定番フレーズを、ポイントを含めてご紹介。早速使って言いまわしをモノにしましょう。

待ち合わせ時間を決める時は何て言う?

学校で習った英語では、9:00はナインオクロック、9:30はナインサーティ、9:35はナインサーティファイブと時計を読みますが、カジュアルに時間の話をする場合、以下のように使うことがほとんどです。英語圏で生活したり、英語を使って人とやりとりする上で絶対に使うのでスムーズに話したり聞き取ったりできるように覚えておきたい大事な言いまわしです。

 

 

Will 9 O’clock work for you?

9時ちょうどで大丈夫?

work for youは、「あなたに都合いい」という意味で使うことができます。work for you「あなたに都合いい」の代わりにsuit you「合う」を使って、Will 9 O’clock suit you?「9時ちょうどで大丈夫?」と言うこともできます

 

 

What time should we meet tomorrow?

明日何時に会おうか?

➡助動詞shouldも良いですが、かわりにshallも同じ意味で使えます

 

 

How about ten to five?

4:50はどう?

ten to fiveは5時10分前を表し、ネイティブの間で頻繁に使われる表現なので覚えておきましょう

 

 

Do you have the time?

時間わかりますか?(時計持ってますか?)

Do you have time? 「時間がありますか?」 と勘違いが非常に多いので混同注意! timetheをつけたthe timeで「時間の分かるもの(時計など)」を意味するので、「時間分かりますか?」というフレーズになります

 

 

It’s half past twelve.

12:30です

half passedは、「半分過ぎた」=60分の半分が過ぎた=30分が過ぎた、という意味になります

 

 

It’s quarter to nine.

8:45です

quaterは、「4分の1」=60分の4分の1=15分となり、こちらもかなり使われる表現なので覚えておきましょう

to nine「9時まで」という意味になるので、9時15分前つまり8:45となります

 

 

It’s quarter passed six.

6:15です

➡上のquaterと同じですが、passed「過ぎた」、six「6時」。なのでquarter passed six「6時から4分の1過ぎた」、つまり6:15となります

 

 

 

待ち合わせ場所を決める時は何て言う?

何人かのネイティブに、日本人の英語の文法の弱点は? と聞いてみると、「前置詞」と答えます。確かに前置詞が合っていないと、待ち合わせを決める時に誤解を招いたり、すれ違いになることもあり得ます。場所を表現する時に使う英語に絞って見直してみましょう。

 

I'll be waiting in front of the bakery at Ebisu station West exsit.

恵比寿駅西口のパン屋さんの前で待ってるね

in front of~「正面」「~の前」。目印となるものの前で待ち合わせる時に使える便利な表現です

 

 

Let's meet at Town Hall station No.1 exsit.

タウンホール駅の1番出口で会おうね

➡atは場所を表現する時に一番使う前置詞です。例外もありますが、地面に触れているピンポイントの場所を指す時に最もよく使います。I will wait at home.「家で待っているね」などと言います。また、Let's meet up at the airport.「空港で会いましょう」など、airportは広い場所なのですがatを使います。さらに細かい場所を決めたい時はWhere about in the airport?「空港の中のどの辺で?」と聞いて決めましょう

 

 

How about the nearby bus stop?

近所のバス停でどうかな?

nearbyclose byも同意)は「近く」。そして表現としてHow about〜(名詞)?は「〜は(選択肢として)〜はどう?」と聞く疑問形です。会話では頻出の表現なので覚えておくといいでしょう

 

 

Shall we meet in the ground floor lobby of the Park Hyatt?

パークハイアットホテルの1階のロビーで待ち合わせでいいかな?

Shall we~?は「〜しましょうか?」の丁寧な誘い、提案の疑問詞です。ホテルのロビー、マンションのロビーなどを表すlobbyは空間なのでinを使います

 

 

How about meeting at the starbucks In the city.

ダウンタウンのスターバックスで待ち合わせするのはどう?

How about〜(名詞)?は「〜は(選択肢として)〜はどう?」と聞く時に便利な表現です。ここでは動詞が入るので~ingとして、How about meeting~?となりますが、How about a tea?「紅茶をどう?」などとも使える便利なフレーズです。

ちなみに、海外の都市では街中を指す単語があり、in the city「街の中心部で」や、in down town「ダウンタウンの」などと言います。

 

 

Do you know about the artgallery on 11th street?

11番通りのアートギャラリーって知ってる?

streetに使う前置詞はonです

➡場所が分かりにくい時は、Where about?「だいたいどのへん?」と返して、具体的な待ち合わせ場所を決めましょう

 

 

待ち合わせ直前に電話やメールで何て言う?

遅れちゃう! なんて時や約束をもう一度確認したい時、先に始めてて欲しい時に使えるフレーズを紹介します。

 

Can you remind me where we were supposed to meet?

どこで待ち合わせ予定だったかもう一度教えてくれない?

remindという動詞は、リマインダーなどで予想がつく通り、「思い出させる」という意味があります。supposeは、「〜であるだろう」という予測の動詞ですが、supposed toというイディオムとして使うことで「〜のはずだ」という意味になります

 

 

What time was I supposed to be at the station?

私は何時に駅に行く予定になってたんだっけ?

what timeで始めることによって時間を確認できます

 

 

Sorry I am running late.

ごめんなさい、遅れています

running lateというのは「時間に遅れている」状態の時に使いますが、単純な遅れなら下のようにlate「遅れる」と言います

 

 

Sorry I will be late by 10 minutes.

ごめんなさい、10分遅れます

late「遅れる」 遅れることが確実な時は、だいたいどれくらい遅れそうか目安を伝えましょう。for 10  minutesと言う人が非常に多いですが、遅れる時説明する時はby 10 minutes、とbyを使います

 

 

I have already left home.

もう家を出ました

➡相手に確認したい時や報告したい時に使えます

 

 

My work took longer than I thought.

仕事が思っていたよりもかかりました

takeは大変幅広い意味を持つ単語ですが、時間を要する時にも使われます。thoughtthinkの過去形「思っていた」となり、than I thought.「思っていたよりも」というセットでよく使われる便利なフレーズです

 

 

Take your time, I can kill some time.

ゆっくりでいいよ、時間潰せるから

kill time「時間を潰す」となり、take time「時間をかける」となります。「急いで向かうね!」などと言われた時にこう返してあげると優しいですよね

 

 

I will get there in 10 minutes.

10分以内に着くよ

in 10minutesin「以内」の意味で使うことができ、1時間以内ならin an hourin one hourと言えます。I will get 「到着する」の代わりにI will be「そこにいる」に変えても同じ意味になります

 

 

I’m already on my way.

(すでに)今向かっています

on my wayは「向かっている」こと、「旅路につくこと」を表しています

 

 

Please start, it’ll still take some time.

先に始めていて下さい、まだ時間がかかるようです

take timeが再び登場ですが、今度は自分の作業が「時間がかかる」表現です。ここでのsome time「いつか」「そのうち」の意味で、渋滞、残業などで時間が分からない時に使うことの多い表現ですが、感覚では30−60分でしょう

 

 

I am sorry but I can’t come today. Can we postpone?

ごめんなさい今日は行けません。延期できますか?

postpone「延期する」という意味の動詞で、主語をyouにせずweにすることで「同意し、話し合って次の日程を決める」ニュアンスを足すことができます

 

 

Can we please reschedule this?

これ別の日程に変更できませんか?

postponeのようによく使われるrescheduleですが、こちらは、場所なども含めた「再計画」の意味合いのある動詞です。使い分けましょう

 

 

I am stuck in bad trafic.

渋滞にはまっています

stuckというのは「詰まる」「身動きが取れない」ことを表します

 

 

Trains aren’t working.

電車が動いていません(止まっています)

➡「動いてない」からと言ってnot movingstopとは言いません。not workingを使ってよりネイティブに近い感覚で話しましょう

 

 

 

 

ライタープロフィール●Yurika L Fabre

結婚して10年目を迎えたオーストラリア人の夫と、ハーフの子どもたちと都内在住。アメリカ留学やひとり縦断旅、オーストラリアでのワーキングホリデーや大学生生活、仕事を経て学んだ文化や言葉の違いの面白さについて発信している。

 

 

 

 


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