人々を貧困から救う!?
ベーシックインカムを導入実験した国
過去に実験として、ベーシックインカムを支給されていた国を紹介するよ。先進国とはわけが違うかもしれないけど、根本的には豊かになるという結論が出ているんだよ。今後、最貧国にベーシックインカムが導入されれば、世界は180度変化するよね。社会統合が生まれ、社会的つながりは増すのかな?
ナミビア
2008年から2年間、人口約1,000人のOtjivero-Omitara村を対象に、ベーシックインカム導入の実験が行われたのよ。貧困にあえぎ、犯罪率も高かったから実験村として選ばれたわけだけど、結果としてベーシックインカム導入により村全体が良い方向に進んだの。盗みの数も激減し、盗まれる恐怖に怯える人もいなくなったわ。これまで疑いの目から隣人ともコミュニケーションを築けなかったけど地域で調和が生まれ、起業する人もでてくるほど。乳幼児が低栄養で亡くなることも減ったよ。
インド
ユニセフの支援を受けて、ある貧困村でベーシックインカム導入実験が行われたよ。カースト制度による差別意識は根強く残るものの、平等に牛などの家畜を購入できるようになったとか。卵やお肉を食事に取り込むようになって、低栄養も改善したのよ。もちろん経済活動が盛んになって、借金が減り、子どもを学校に通わせられるようになったのは嬉しい効果よね。インド人は頭のいい人が多いから、ベーシックインカムが実現すれば豊かな国になるのは明らかじゃない?
レバノン
レバノンといえばシリア難民が多数存在することが知られているけど、ベーシックインカムの実験では支給されたグループは支給のないグループを援助するという光景がみられたそうよ。「私が今日あなたを助けるから、明日あなたが私を助けて。」という気持ちが根底にあるみたいだけど、なんだかほっこりするね。さらに、支給された現金を無駄に消費する人は少なかったみたい。ベーシックインカムが支給されれば、心に余裕ができて隣人にも優しくなれるってことがわかったね!
Top photo via Vinoth Chandar
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