世界は彼らの思想にかかっている？

最も影響力のある思想家3人

 

世界に多大なる影響を及ぼした思想家をランキングする”The Thinkers 50 Ranking 2015”が発表されたよ。2年に1回発表され、今どんな思想が求められているのかが如実にわかるんだ。1位は『競争戦略論』でお馴染みのマイケル・ポーターだったけど、今回Bにオススメするのは以下の3人だよ。

Daniel Pink

アル・ゴア副大統領のスピーチライターというキャリアを経て、現在はベストセラー作家として活躍しているダニエル。先月、日本で『モチベーション3.0　持続する「やる気を」いかに引き出すか』という本を出版したばかり。彼は、「これからの時代、ホワイトカラーの仕事は低賃金国にアウトソースされるようになる。そのため、芸術的才能や周りの共感を得る才能がなければ淘汰される」と語っているわ。著作には、これからを生きるヒントが沢山。

W. Chan Kim & Renée Mauborgne

2人は、世界的に有名なビジネススクール、INSEADの教授。2005年に出版した『ブルーオーシャン戦略』は44言語に翻訳されていて、ビジネス書のなかでは確固たる位置を築いているよ。レッドオーシャン(すでに競争の激しいマーケット)に割り込むのではなく、ブルーオーシャン(参入企業の少ない未開拓市場)で新市場を創造することの意義を唱えているの。起業や自分ブランドを確立したい人は、彼らの思想を知るべきよ。

Jennifer Aaker

社会心理学者かつ、スタンフォード大学経営大学院でマーケティングの教授も務める彼女。時間・お金・幸福に関する研究をしていて、「人はいかに時間やお金を費やす対象を選ぶのか。なぜあるモノに価値を感じるのか。」など説いているよ。最近は、ソーシャルネットワークを通じて、アイディアを伝播する方法に関心があり、『The Dragonfly Effect: Quick Effective Powerful Ways to Harness Social Media For Impact』を読めば、彼女の思想を享受できるわ。