毎日Eトレ!【65】ネイティブが英語で
使い分けている動物名はこれ
カエルもワニも同じじゃない
子どもの頃から絵本で学んでる
今回のお題は、「ネイティブはちゃんと使い分けている! 日本語では同じ名前でも英語では使い分ける動物名」今回はひとつ前の前回に続いて二回目です。何がどう違うかも覚えちゃいましょう!
カエル
frog カエル
toad ガマガエル、ヒキガエルなど
解説
簡単に言うとfrogは主に水辺にいるカエルのことを指し、緑色でつるつるしたものです。toadは主に陸に住むカエルで、イボイボして茶色いカエルを指します。
ワニ
crocodile クロコダイル
alligator アリゲーター
解説
口を見ると違いがあります。上から見るとクロコダイルはVのような形。アリゲーターはUのように広い形になっています。ネイティブも全員がハッキリと違いを言えるわけではないのですが、日本語で言い表すワニのように、まとめて言い表せる単語は英語にはありません。
ちなみに、「じゃあね~!」という時、See you later alligator! と言って去り、言われた相手は、After a while, crocodile! という掛け声のような表現があります。
laterとalligatorのgatorの発音が韻を踏んでいるのと、whileとcrocodileのdileの発音が韻を踏んでいるのでリズム良く言ってみましょう!
以上先週から動物について挙げてみましたが、これは「なんで日本語では同じ単語なの?」とネイティブに指摘されて気が付いたことです。どちらか正しい単語で言わなかったからといってトラブルがあるほどではないものですが、子どもに英語の絵本を読み聞かせたり、動物図鑑を見る機会があるなら、予備知識として知っておくといいですね。
ライタープロフィール●Y. DINK
英語講師歴10年。高校生の時カナダ留学を経験し、その後外語大学で英語を学ぶ。得意分野は英会話。海外生活やアメリカ人との国際結婚の経験を通じて学んだ、主にアメリカ英語のフレーズをご紹介。現在二児の母として子育てにも奮闘中!