毎日Eトレ!【87】学校で習わない
ネイティブ表現、running lateって?

遅く走っているって

意味じゃないよ!

ネイティブが言うrunning lateって一体何のこと? 学校でも教えてくれない、意味が分からないと全然何を言っているのか分からない表現を紹介します。ネイティブの間では自然に使われているので、覚えておきましょう。

I’m running late.

I’ll be there in 10 minutes!

遅れてるよ

あと10分で着くよ!

 

 

解説

 running lateと言うと、「遅く走っている」という意味にとらえたくなりますが、「遅れている」という表現です。待ち合わせしている相手に、「ちょっと遅れそう…」、とメールや電話を入れる時には、I’m going to be late.「遅れます」と言ってもいいのですが、I’m running late.というと予定より遅れているので間に合わない、ということを伝える時にネイティブがよく使う自然な表現になります。

 自分のことを言うだけでなく、グループで待ち合わせしている時などに集合時間に間に合わない友達についてHe’s running late.「彼は間に合わないよ」と言ったり、仕事に遅れそうな人についてもHe is running late for work.「彼は仕事に間に合わないよ」と言います。

 また人だけでなくミーティングやイベントなどが長引いている時や、時間が予定よりも押しているような時にも、The meeting is running late.「ミーティングが長引いているんだ」などと言ったりします。

 予定の時間よりも遅くなったり、長引いてしまった時、使ってみましょう。

 遅刻しそうな時は文頭の英語のように。「あと10分で着くから!」 など付け加えるとコミュニケーションできていいですね。

 

 

ライタープロフィール●Y. DINK

英語講師歴10年。高校生の時カナダ留学を経験し、その後外語大学で英語を学ぶ。得意分野は英会話。海外生活やアメリカ人との国際結婚の経験を通じて学んだ、主にアメリカ英語のフレーズをご紹介。現在二児の母として子育てにも奮闘中!

 

 


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