初LCCでクアラルンプールに戻り
いよいよ幼稚園に入園です

フォトグラファー須藤夕子さんが
写真で綴る親子留学実体験記

笑顔泥棒と称して人物などのポートレート撮影を中心に活動する、ママフォトグラファーの須藤夕子さんが、2011年に出産した愛娘と一緒に、2015年12月から親子留学行きを決定! なぜ今、家族が離れて親子留学なのか? 親子留学の実体験記を公開してくれます。

初LCC、初エアアジアで羽田からクアラルンプールへ 

 初のエアアジアで羽田初クアラルンプール行きに乗ってみました。 

 親子留学の本格移住のため、2月29日の夜中のエアアジアD7-523便で羽田からクアラルンプール行きに乗りました!

 エアアジアとかLCCは初めて。ドキドキで羽田国際線ターミナルへ!

 23:45発の飛行機なので、通常2時間前の21:45でも十分間に合うはずですが、カウンターがopenする45分前の21時の時点で、エコノミーの受付は長蛇の列!!

 50名以上並んでました。カウンター内のスタッフが少ないのでチェックインにはそれなりに時間がかかります。なるべく早めに行くことオススメします。

チェックインカウンターは長蛇の列

 

 

価格が魅力のエアアジア! お値段をはじいてみた

 エアアジアは基本的にはwebで購入、とにかく無駄を省いた低価格設定、破格の金額に驚きます。

 ちなみに3月5日から予約開始の夏のチケットは、東京・大阪・札幌からクアラルンプールまでエコノミーが12,900円~とお買い得です!

 エコノミーキャンセル(取り消し)には4,000円がかかるのですが、Premium FlatBed (ビジネスクラス)は変更は無料2回まで可能です。こちらは座席数は12席くらいなので、早めに予約をしないとなくなってしまいます。

羽田国際線ターミナルにて、しばしお別れのパパと記念写真

 

 

 LCCの基本、エコノミーの預け荷物はチケット代に加えて追加で料金がかかります。自宅の体重計でしっかり測って準備するべし!

・ 国際便で重さ20kgまで ➡ 4,490

・ 20kgを超え25kgまで  ➡ 5,640

・ 25kgを超え30kgまで ➡ 6,790

・ 30kgを超え40kgまで ➡ 9,090

 

 事前に荷物の重さとその手荷物量の値段を支払っておけば、機内預け荷物とスポーツ用器具に関して重さあたりの料金が安くなるのですが、空港のチェックインカウンターで予約外にいきなり重たい荷物を預けると、15Kgを超える荷物、15kgを超えるスポーツ用器具には "1kg2,000円超過料金がかかるため注意!

 

機内への持ち込み手荷物にも制限がありました。

個数:1

大きさ制限:56cm X 36cm X 23cm 

最大重量:7kg

 この他にハンドバッグ1個またはノートパソコン1台もokなので、パソコンは別の袋に入れると良いですよ。

 機内預け荷物で無料となる物は、ベビーカー・乳母車、車椅子、移動を補助する道具、歩行器などがありました。

 

プレミアムフラットベッドシートは

荷物は40㎏までok

無料でご飯が1セット付き。ご飯メニューはこちら写真は素晴らしく美味しそう。

 

 

 

パパとはしばらくお別れ

 パパに次会えるのは三週間後。次はパパがクアラルンプールに来ます。またまたパパと娘、涙のお別れのハグです。

3週間後また会おうね 

 

 

モニターのないエアアジアでの過ごし方

 機内に乗り込むと、客室乗務員のお姉さん達がお出迎え。派手なお化粧にボディラインを強調した制服を身にまとい、お尻をプリプリさせて歩く様子は同性の私でも見入ってしまう程でした(笑)。

 今回は荷物が多かったため、初クアラルンプールの母と娘はプレミアムフラットベッド(ビジネスクラス)で、私はエコノミー席です。

 ビジネスクラスは子ども4歳と大人ふたり料金で片道10万円(食事やブランケットなどの費用含め)ほどでした。

 すべての座席にテレビモニターはないので、娘には事前にスマホに映画などをダウンロードして見させてました。

モニターがないシンプルな座席

 

 大人の方はと言うと、今回は日本語に飢えるだろうと思い、Kindleを購入しました。電池が8週間待つので、機内にも最適なグッズだと思います。

読みやすい!

 

 

 袋に入ったブランケットと、中綿入りのしっかりめのブランケット、空気を入れるタイプのネックピロー。「コンフォートキット」と呼ばれるものが、機内で1,000円で購入できます。

 厚手の布団(デュベ)は2,500円で事前販売しています。機内でも購入できます。布団はもう1セット欲しいくらいで、クアラルンプールのソファに敷いて使ってます!

 

コンフォートキットはこれ

 

 

汚れもカバーできて心地良いデュベ

 

 

 機内食のメニューはこんな感じです。夜中の便でお腹も空いてないし、お酒を飲む気分にもならなかったのですが。夜中に食べなくてもいいかな? と言う感じで頼みませんでした。

メニューはこちら

 

 

タクシーは便利なチケット制もあってお得

 約8時間のフライトの後、クアラルンプールの空港に到着。到着ゲートから荷物受け取りまで2キロくらい歩いた気がします。荷物受け取りからタクシー乗り場までもかなり距離があり、到着からタクシーに乗り込むまで1時間以上かかりました。

 ふー

 タクシーはチケットを事前に場所を伝えて、購入します。私の場合はKLCCのコンドミニアムまでなので102リンギットのタクシーチケットを購入。そらを運転手に渡せば追加料金などなしに目的地まで到着できるシステムなんです。だからメーターを気にすることなく乗ることができます。空港からは1時間かかりますが日本円で3,000円弱と安いと思います。 ちなみに、普通に道路を走っているタクシーなら、日本尾同じメーター換算になります。

クアラルンプール国際空港のタクシー乗り場 

 

 

いよいよ幼稚園がスタート! 娘の様子は?

 空港からタクシーに乗り込んで、無事コンドミニアムに到着しました。着いた当日、ケーブルテレビの契約や、インターネットの設置などをしなくてはならず、慌ただしい1日でした。

 そして次の日からすぐに幼稚園がスタート! 初日だけ、ママが午前中見学をさせてもらいました。娘の様子は、最初は緊張して強張った表情でしたが、すぐにみんなと仲良くなって遊んでる姿を見ていたら、やっぱり泣けてきちゃった~~

二人乗り自転車で仲良くなったリアちゃんと

 

家から幼稚園までの道のりで制服を来てポーズをしてました

 

 

 新しい生活が始まります!

 幼稚園に通い始め、毎日娘の成長をカメラで記録していこうと思います。

 

笑顔泥棒

 

 

 

プロフィール●須藤夕子(すどうゆうこ)

広告代理店など三年間のOL生活を経てカメラマンへ転身。ポートレート撮影を得意としてリチャードギア、渡辺謙など撮影した著名人は1,000人以上。雑誌、広告などフリーランスフォトグラファーとして活躍。また「笑顔泥棒」と称しパリ、NY、マイアミ、沖縄など世界中の子ども達の笑顔を撮影し個展や写真集などで発表している。産経Expressで土曜隔週「笑顔泥棒 ガールズフォト講座」好評連載中。
写真教室は毎月一回不定期で行っています。Facebook「笑顔泥棒写真倶楽部」からお申し込み下さい。

 

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