今、世界中の旅人が噂している
「タイ12の秘宝」って一体何?
日本人がまだ知らない
タイの魅惑の都市12選
温暖な気候、青く澄み切った海、トロピカルなフルーツ、スパイシーでおいしい料理、にこやかな笑顔…と聞いて思い浮かぶのはやっぱり「微笑みの国・タイ」ではないでしょうか? 日本人の海外渡航先としても、圧倒的な人気を誇るタイ。一度訪れた人々を魅了してやまないこの国は、日本人旅行者の7割がリピーターであるといいます。タイといえば、アーバンで刺激的なバンコク、ビーチライフに癒されるプーケット、美しい古都のチェンマイの主要3都市をはじめ、昨今では南の島が注目を集めていますが、タイ全土には77の県があることをご存知ですか? その中には、まだまだ私達日本人の知らないHidden Gemsと呼ばれる魅惑の「秘宝」が沢山あり、今世界中の旅人達の間で話題なんです。その秘宝の正体は一体何なのか、秘宝が隠れた12県の紹介と共にひも解いていきます。
1. 歴史マニア必見! クメール遺跡を探検できる
ブリーラム県
カンボジアにほど近く、壮大な砂岩の寺院が特徴的なアンコール遺跡が残るこの街は、歴史好きの人は絶対に見逃せない“神聖な場所”です。中でも訪れて欲しいのが、クメール王朝が支配した時代に建てられた「パノムルン歴史公園」と「ムアンタム寺院」。「パノムルン歴史公園」は千年前にヒンドゥー教のシヴァ神に捧げるために、死火山の山頂に建てられた現存する最も保存状態の良い最大のクメール遺跡です。パプーオン様式のムアンタム寺院も同じ頃に建てられたもので、一旦そこに降り立てばまるで古代にタイムスリップしたような感覚に。お腹が空いたらタイ料理の中でもピリ辛といわれるこの地域のイサーン料理をぜひ味わってみて下さい。いずれの遺跡もそれぞれの距離が市街から約8kmと近いので1日に両方訪れることができます。
2.タイ1のパワースポット! 美しい寺院が建ち並ぶ
ナコーンシータマラート県
ナコーンシータマラートは古代のリゴール王国の首都の地であり、何世紀もの間、独立王国として栄えた後にアユタヤ王朝に受け継がれました。そんな歴史あるこの地の秘宝は、「ワット・プラマハタート・ウォラマハ・ウィハーン」というタイで最も格式の高い第一級王室寺院。敷地内の中央にそびえ立つ先端が純金で装飾された白亜のチェディ(仏塔)の中には仏舎利がお供えされていて、現在でもタイの仏教徒の心の拠り所となっています。この寺院からタイの上座仏教が伝わったと言われ、本堂内の回廊には煌びやかな仏像が何体も鎮座しています。ナコーンシータマラートの魅力は寺院だけでなく、エメラルド色の海でピンクイルカがウォッチングできるマリンアクティビティなども人気です。
3.美しい自然と野生動物に触れ合える
ペッチャブーン県
壮大な滝、カオコー山脈などの自然に恵まれたペッチャブーンには、魅力的な国立公園が多くあります。なかでも「トゥン・サレーン・ルアン国立公園」は総面積1,262平方キロメートルに及ぶ広大な敷地に、野生動物が多く生息中。熱帯雨林地方の樹木に覆われたエリアでは、ゾウ、トラ、ハクビシン、キツツキ、フクロウなどを間近で見ることができるほか、11月になると敷地いっぱいに咲いた色とりどりの花を観賞することができます。公園内の渓谷では、絶対に日本では見られないような蝶がひらひらと舞っていてとてもきれいなんですよ。体を動かしたい方にはマウンテンバイクに乗ってトレッキングするコースもあり、普段の忙しさ自分を解放してリフレッシュできる場所です。
4.村中が踊り狂う 仮面祭りが熱い
ルーイ県
メコン川沿いに位置するル-イには、山脈が連なる国立公園、辛い料理が食べられるおいしい店、少数民族のタイダム族の村訪問ツアーなど見どころが沢山ありますが、秘宝といえば6月下旬から7月初旬頃に行われる「ピーターコーン・フェスティバル」は譲れません。一年に一度、普段は静かなダーンサーイの山間部に暮らす住民たちが穀物の豊穣を祈り、精霊をモチーフとしたお化けのようなカラフルな仮面やコスチュームに身を包んで村中で踊り狂います。最近はコンテストなどもあるため仮面のクオリティーが上がっており、バリエーション豊かな仮面姿を見に行くだけでも価値がありますよ。泥まみれの人たちもいて、なんだかくすっと楽しい気分にさせてもらえるお祭りです。
5.象に乗って森の中を探検できる
ランパーン県
チェンマイに行く途中にぜひ立ち寄って欲しいのがここランパーンで、街中を花馬車が走っていたり、川沿いにはバーやレストランがあったりしてとても風情のあるところです。中でも1993年に設立された「タイ象保護センター」では、50頭以上の野生のアジア象を保護していて、年に少なくとも2匹は新たな命が誕生しています。象たちが気持ち良く沐浴している姿やショーを見られることから人気スポットとなっており、運が良ければかわいい赤ちゃん象を見ることや、森の中を象に乗ってトレッキングする体験も可能です。保護施設を回るツアーもあるので、象たちの現状を知る良いきっかけになるかもしれませんね。また、本格派には象使いトレーニングコースがおすすめ! 1日コースや3日コースの短いものから、1ヵ月コースまで、ランパーンでしか体験できない貴重なアクティビティも要チェックです。チェンマイから1時間という好アクセスなのも魅力的です。
6.高原リゾートのヨーロピアンガーデンに癒される
ラーチャブリー県
バンコクから約110km離れたこの地は、歴史的な雰囲気や自然の景色が評判を呼び、旅行客やタイに住む人たちが観光に訪れる人気エリアとなっています。中でも、「カオングー・ロックパーク」は、都会では見られないゴツゴツした岩や崖の景色を楽しめるだけでなく、自然が作った石灰岩の洞窟の中に入ることができる公園です。洞窟内には17世紀時代の仏陀が並んでおりスピリチュアルな雰囲気が漂っているため、神聖な気持ちになれます。カオングーが「蛇山」という意味であることから、コブラの一風変わった銅像もあるので行ったらぜひ探してみて下さいね。崖に上ることもでき、そこから見渡す景色は絶景のひと言。ここでは野生のお猿さんにも沢山出会えます。もうひとつの秘宝スポットが、「スアンプン高原リゾート」。ヨーロッピアン風ガーデンに羊の群れがいて、とっても癒されるんですよ。
7.ダイビングのメッカ タオ島からアクセス良好の
チュンポーン県
ダイビングやシュノーケリングが好きな人も多いのではないでしょうか? チュンポーンには約222キロにも及ぶ海岸線に美しいビーチが点在し、マリンアクティビティーをするにはこの上ない環境です。船に乗って島を目指せば、雑踏とは無縁の場所なので現実に戻りたくなくなるほど長閑なひと時を過ごすことができます。また、このチュンポーンからアクセス良好のダイビングのメッカとも称される「タオ島」にはビギナーからエキスパートまでレベルに合わせて楽しめるダイブポイントが多数あるほか、日本人インストラクターが常駐しているダイビングショップがいくつかあるので初心者の方も気軽に挑戦できます。日本でCカードを取得することと比べると値段もお手頃です。ぜひ青い透き通った海を存分に満喫してみてくだい。チュンポーンはリゾートだけでなく、ナイトマーケットも魅力的。ローカルな屋台でパッタイやシーフードをどうぞ召し上がれ。
8.タイ風ピリ辛味付けの飲茶に舌鼓する
トラン県
石灰岩の岩山や色鮮やかな珊瑚礁の島々に惹かれ、最近はクラビやプーケットに匹敵するほど各国からの旅行客が増えてきました。特にムック島にある「エメラルド・ケーブ」と呼ばれる海中洞窟が人気で、干潮時のみ中に入ることができます。先へ進むと幻想的な大空間が広がるのですが、まるでリトルマーメイドになったような気分に♪ トランは「グルメ」も秘宝のひとつで、中華系住民が多いため、飲茶や豚の丸焼きを所々で見かけます。お土産には中国の海南島から伝わったトランケーキをぜひ味見してみて下さいね。プレーンなものからライチ味、ジャックフルーツ味、バター味など選び放題でスイーツ好きには、ほっぺたが落ちてしまいそう。その地ならではのグルメを探しに、トラン市内を名物のカエル頭のトゥクトゥクに乗って観光するのもオススメです。
9.甘くてジューシーな南国フルーツの宝庫
チャンタブリー県
カンボジアとの国境であるバンタッド山脈に接し、かつてはフランスの支配を受けていました。その面影が市内の建築物にも色濃く表れていて、タイで最大のカトリック大聖堂がこの地にあります。また、チャンタブリーは稲田より果樹園の数が多く、秘宝は自然豊かな環境で育った「フルーツ」といえるでしょう。ドリアン、マンゴスチン、ランブータンなど甘くてジューシーな南国フルーツの宝庫で、ワールド・ドリアンフェスティバルというイベントにはローフード好きやフルーツに目のない地元の人々や観光客が集います。フルーツが採れるシーズンは果樹園を見学できる所もあるので、大好きなトロピカルフルーツを好きなだけその場で頬張ってみるのもタイならではの楽しみ方です。
10.タイ最後の秘境チャーン島でビーチライフを楽しむ
トラート県
トラートはローカル住民しか知らないような場所も含めて約52の島からなり、ゴールド色の砂浜に足が触れた瞬間その心地良さに心を奪われそうになります。秘宝と言えばカンボジアに接する「チャーン島」で、タイではプーケット島に次いで2番目に大きい島。長い間、旅行客に知られていない未開の地でしたがインターネットが急速に発展したおかげで欧米からの旅行客が増え、タイ国内に駐在している日本人にも人気のリゾート地です。ビーチの背景に映る風景には壮大な岩山やジャングルのような森や滝がのぞき、解放感あふれる環境でゆったりとしたリゾートヴァカンスを過ごすことができます。波の音を聴きながらマッサージしてもらうのもいいですね。海の中には色とりどりの魚が気持ち良さそうに泳いでいて、運が良ければウミガメに遭遇できるかもしれません。
11.タイの山岳民族がつくる 伝統工芸品を堪能する
ナーン県
タイ北部にありラオスとの国境付近にあるナーンは山脈やナーン川など豊かな自然に囲まれていて、住民の約10.5%がティン、モン、ヤオなどの「少数山岳民族」です。山岳民族はその地形ゆえ他の民族の影響を受けることなく独自の文化を形成してきました。そんな中、観光客には複数の山岳民族のコミュニティーを見学しながらトレッキングするツアーがとても人気なんです。伝統、文化を守りながら流行や時間に追われずナチュラルに暮らす彼らの生活から色々と学ぶことがありそうですね。タイの人々にとっては、「スローライフ」を実践できる都市でもあります。自分や周りへのお土産には、少数民族たちがひとつひとつ手織りした温かみのある「ライナムライ織物」をどうぞ。アジアン調の家具に合うオリジナルの雑貨は飽きがきません。
12.タイならではの水上マーケットを楽しめる
サムットソンクラーム県
バンコクから約1時間半の距離にあるサムットソンクラームでは、日本では見たことのないようなエキサイティングな光景を見ることができます。「タイ国鉄メークロン線の線路上マーケット」では電車が走っていない間に、所狭しと食品や雑貨が売られているので見ているこちらもハラハラドキドキ。また、そこにほど近い週末限定の「アンパワー水上マーケット」では、普段から水上生活をしながら暮らしている地元民が全長約800mの両岸に沿ってトロピカルフルーツやタイ産のコーヒー、アクセサリーなどを販売しています。いずれも、これぞタイというような光景がみられるので、ぜひタイの人たちの活気を感じてお買いものを楽しんで下さい。水上マーケットは夜になると露店のランプが煌めいてとっても幻想的なので、デートにもオススメです。
いかがでしたか? 主要都市から少し足をのばせば、まだ見たことのないタイの秘宝達に出会うことができます。秘宝を目がけた旅行もありですが、もし時間がとれるならば、旅の達人がごとくタイにロングステイをして、暮らすように旅をしながらタイの秘宝をひとつずつ見つけていくのもオススメです。まだ多くの人が知らない、タイの隠れた秘宝を探す旅にぜひお出かけ下さい。
秘宝1.ブリーラム
ブリーラム県にあるパノムルン歴史公園で遺跡探検をしよう
遺跡好きなあなたにぜひ訪れて欲しいのは、タイは東北部のブリーラム県にある「パノムルン歴史公園」。この「パノムルン歴史公園」では、15世紀から17世紀の間クメール王朝が支配した時代に建てられたヒンドゥー教シヴァ派の宗教遺跡を探検することができます。タイで最も保存状態が良い最大のクメール遺跡と言われるバプーオン様式の寺院は、17年に及ぶ修復作業の後、1988年に歴史公園として一般開放するようになりました。ちなみに「パノムルン」とはクメール語で「大きな丘」のことを指し、遺跡はなんと標高383メートルの死火山山頂にあるのです。公園の入場料はひとり100バーツ。見学時間は毎日朝の6時頃から夕方の6時頃まで。およそ7キロ先には、11世紀に建設されたバプーオン様式の寺院のある「ムアンタム遺跡」もあるので、あわせて見学してみると良いでしょう。タイ東北地方の郷土料理であるピリ辛のイサーン料理を味わうこともお忘れなく!
この記事はCheer up! Englishとタイ国政府観光庁のスペシャルコンテンツです。
写真提供:タイ国政府観光庁
※写真はすべてイメージです
タイに長期滞在をしてみたいという夢を叶える!!
ロングステイフォーラム in チェンマイ 参加者募集!!
タイ国政府観光庁(TAT)と一般財団法人 ロングステイ財団が、デジタルノマド達に圧倒的な人気を誇るタイ北部のチェンマイで2016年6月16日に「第3回ロングステイフォーラム」を開催!!
ロングステイフォーラムでは、実際タイに長期滞在をして生活をする際に必要な銀行、病院、不動産の情報から、現地で楽しめる語学学習、ゴルフ、料理教室などのアクティビティまで、現地のサプライヤーから詳しくお話が聞けちゃいます!! 実際にあなたがタイでロングステイをする際に、一体何が必要なのかシミュレーションができるのはもちろん、疑問や不安も全てここで解決! タイロングステイヤーの先輩達から生の声が聞けるのもこのフォーラムの魅力です。「タイに長期滞在をしてみたい」というあなたは、まずチェンマイに足を運んでこのフォーラムに参加してみて下さい!
※フォーラム参加費は無料!
参加ご希望の方は必要事項を明記し、EメールかFAXでタイ国政府観光庁東京事務所までお申し込みください。
【必要事項】
1.郵便番号
2.住所
3.氏名(漢字)
4.氏名(カタカナ)
5.電話番号とFAX番号
6.Eメール
【件名】
チェンマイロングステイフォーラム参加申し込み
【宛先】
タイ国政府観光庁東京事務所宛て
Eメール info@tattky.com
FAX番号 03-3218-0655
☆ロングステイフォーラムの航空券と宿泊の手配はi.JTBが素敵!
〜現地でホテルやアクティビティも楽しみたいというあなたに〜
素敵ポイント☆1 チェンマイのゴージャスリゾートにステイ
素敵ポイント☆2 オプショナルツアーも充実
①スコータイ遺跡観光 ②ゴールデントライアングル1日観光
申し込みはi.JTBからどうぞ!