親子留学、幼稚園で初めての親子遠足
どんなお友達ができて保護者の様子は?
フォトグラファー須藤夕子さんが
写真で綴る親子留学実体験記
笑顔泥棒と称して人物などのポートレート撮影を中心に活動する、ママフォトグラファーの須藤夕子さんが、2011年に出産した愛娘と一緒に、2015年12月から親子留学行きを決定! なぜ今、家族が離れて親子留学なのか? 親子留学の実体験記を公開してくれます。
初めての親子遠足。気になるお友達や保護者の様子を知るチャンス!
3月1日に入園して、この日は3月23日。入園から3週間が経過しました。そんな時、幼稚園から親子遠足のお知らせがありました。クアラルンプールの幼稚園に入り初めての遠足です。親子遠足で、バスで動物園へ行くものです。
どんなお友達や保護者の方がいるのか、触れ合える絶好のチャンスなので、自由参加でしたが参加して来ました。参加費は親子で70リンギット(2,000円程)です。
遠足前日に「明日ZOOにみんなで行くんだよー」と子どもに話すと、「本当に? 私馬に乗れるの? 私、馬のモノマネできるよ、ヒヒーン」とテンションが高めでした。
持ち物リストはイラストのもので、「自分でやらせてね!」と、担任に前日プリントが渡されました。プリントを見て自分で考えて自分で持ち物を用意します。
これを見て準備していました
あれ? 拍子抜け。ところ変われば保護者も先生の様子も変わる
8時45分に園に集合、日本だったら参加者100%に近いと思いますが、幼稚園に預けていても働いているママも多数なので、親が来ない子どもも数名います。そして日本とは違うのは、ベビーシッターさんが一緒に来る家庭も数名ありました。
ベビーシッターさんは住み込みの方もいるので家族のような信頼関係ができている人がほとんど。おばあちゃんかお母さんかな? と思って聞いてみるとシッターさんでした。
日本と同じように一列に並ばせますが、「前へ習え」のようなことや、隣の人と手をつなぐことなどはしません。先生のかけ声も大声張り上げてることもなく、自然体でいつもの延長のような感じです。そして出発!
英語で話しかける飼育員さんとお友達に、答えられる!?
幼稚園を出発して大型バスで動物園へは園から20分くらいで到着しました。こちらの飼育員さんが動物の生体について説明があります。
How many monkeys can you see?
などと質問があり、大きな声で
Three!!!
我が子も覚えたての英語で
I can see it!!
一生懸命答えてました! ほっ…。
自宅にいるよりも、友達や先生と英語で話すと、娘の英語の上達っぷりに驚きました。
また、先に行ってしまう友達にWait for me!!!!!!などと英語でコミュニケーションが取れているのでビックリ! 自宅では私と話していることが多いので、日本の英会話スクールで2ヵ月、この幼稚園に入って3週間、子どもの吸収力には本当に驚かされます。
動物園ではショーを見たり、飼育員さんと動物になりきるダンスをしたり、実際に卵に触らせてもらったりと、楽しい一日になりました。
日本にいる時は忙しいのを理由に運動会にも出席しない親(私)だったので、反省しながら、できる限り子どもの行事に参加して、私も成長していこうと思います。
このバスに乗って動物園に行ったよ!
階段状の場所に座り 動物との触れ合いやショーを見ました
Ostorich ダチョウの卵を触らせてもらったよ!
動物のTooth 歯ですが持った感じは1キロ以上ありそうでした、なんとElephantの歯!
この動物園の目玉はジャイアントパンダ。時間切れで見られませんでした
人と同じじゃなくてもいいんだと言うことをマレーシアに来てから感じることが多々ありますが、4歳の遠足でもタイヤ付きの旅行用かのようなカートで参加している子もいて、自由でいいな〜と。
ポニーに餌を上げたり、触れ合ったりすることができました!
バタフライ館は、大きなビニールハウスのような場所の中にたくさんの蝶が目の前を飛んで行き交います
帰りのバスの中でパチリ
プロフィール●須藤夕子(すどうゆうこ)
広告代理店など三年間のOL生活を経てカメラマンへ転身。ポートレート撮影を得意としてリチャードギア、渡辺謙など撮影した著名人は1,000人以上。雑誌、広告などフリーランスフォトグラファーとして活躍。また「笑顔泥棒」と称しパリ、NY、マイアミ、沖縄など世界中の子ども達の笑顔を撮影し個展や写真集などで発表している。産経Expressで土曜隔週「笑顔泥棒 ガールズフォト講座」好評連載中。
写真教室は毎月一回不定期で行っています。Facebook「笑顔泥棒写真倶楽部」からお申し込み下さい。