デキる大人の女のもてなし

アペリティフとダイジェスティフ

グルメ情報が身近になり、質の高い食事とドリンクをたしなむことはかつてよりも普及してきたよね。大人の女性のもてなしとして、レストランやバーに行った際やホームパーティーで気の利いたお酒をチョイスしたり、大人の飲み方を知っていることは高ポイントだと思うわ。アペリティフとダイジェスティフの知識を備えて、仲間と楽しいひとときを♪

アペリティフとは

アペリティフとは、フランス語で「食前酒」のことよ。タイミングとして、メニューを決める前の空腹時にアペリティフで喉を潤すようにね。食事の前に飲むことで、食欲と味覚を刺激するだけじゃなく、アルコールで緊張した心をほぐすから会話もはずむようになることが目的なの。ベストなのは、16～24%のお酒で甘くないもの。甘みがあると食欲をそそらないから、微量の炭酸が含まれて、あまり冷たすぎない発泡酒などをオーダーしよう。

アペリティフとダイジェスティフの違い

ダイジェスティフとは、「食後酒」のことで、消化を促すことを目的として飲むお酒だよ。タイミングとして、スイーツを含めすべて食べ終わったあとに飲むのよ。少し甘めなお酒でアルコール度数が高いものを食後にいただくことによって、美味しい食事で満足したことを脳に認識させて余韻を楽しむの。ダイジェスティフには、バーボンやブランデーなど強いお酒を。アペリティフとの違いは、そもそもの目的とアルコール度数と甘味の点が違うということを頭に入れておいてね。

アペリティフにオススメのリキュール

アペリティフにオススメのリキュールは、ベルモット、カンパリ、デュボネよ。ベルモットは白ワインをベースとしたフレーバーワインなのでスライスしたレモンやオレンジを加えたりするといいよ。カンパリはビターオレンジベースで苦味が強いけど、アペリティフでは最も有名なのよ。デュボネは150年以上前からフランスでアペリティフとして飲まれていたもので、キナ樹皮をベースにした少し甘さのあるリキュール。他にもいろいろあるから、ドリンクまでこだわりたい人は調べてみよう。