親子留学した幼稚園はすぐに春休み
クアラルンプールは休みが多い!
フォトグラファー須藤夕子さんが
写真で綴る親子留学実体験記
笑顔泥棒と称して人物などのポートレート撮影を中心に活動する、ママフォトグラファーの須藤夕子さんが、2011年に出産した愛娘と一緒に、2015年12月から親子留学行きを決定! なぜ今、家族が離れて親子留学なのか? 親子留学の実体験記を公開してくれます。
働くママの強い味方、ナーサリー探し
クアラルンプールの幼稚園に3月から通い始めましたが、すぐに春休みになってしまい、夏休みは約2ヵ月間休みで年間どれくらい休みがあるのか数えてみると、なんと174日も!!
こちらの学校はお休みが多いようで、これでは働いているママは困りますよね。
幼稚園に行かせているお母さんでも働いている方も多く、休みの時はどうしているのか? と聞いてみると、ナーサリー(保育園)に預けているとのことで、私も近所の保育園を調べてみました。
「primrose hill2」ツインタワーのすぐ横、駅から徒歩1分の便利な立地にある保育園です
今日から即入れる、クアラルンプールの保育園は?
自宅から2キロくらいの場所にあるprimroseと言うナーサリーに見学に行きました。待機児童が多い日本では考えられませんが、即「今日から入れます!」とのことでした。
母親(または父親)のパスポートのコピーと申し込み用紙3枚程を記入して終了です。
即、ユニフォーム(制服)を渡されました。ユニフォームは一枚MR50(1500円程度)。薄いピンクと濃いピンクの2色が女の子用です。
「Primrose Hill2」ってどんなところ?
3歳から7歳までが対象年齢。月曜〜金曜まで週5日預けることができ、1日5時間で1ヵ月が日本円で約36,450円(27円/1リンギット)かかります。ちなみにカード支払いOK。
わが家は先の5時間コースで申し込んでいますが、フルタイムクラスもあり、10時間くらい預かってくれて、日本円で60,750円です。
1日だけでも受け入れ可能で、1日約4,320円です。土日も預かってもらえます。
ショッピングモールとオフィスが入っている複合施設内にあるナーサリーで基本的には室内のみの生活になりますが、中はとても広く、清潔で綺麗です
ナーサリーで過ごす娘の様子
以前通っていた日本の保育園では毎日の持ち物がすごく多かったです。
5枚くらいのタオル ビニール2枚 主食のご飯 着替え…。夏は毎日水着と更にタオルが増え、とにかく毎日の洗濯と準備で働くママとしてはとても大変だったと言う印象です。
ここのナーサリーでは、水筒は最初に先生にお渡しすればずっと置きっぱなし、洗ってくれて、お水を毎日先生が入れてくれます!!
それ以外に持ち物はとくに無く手ブラ同然で行っています。
水筒に名前を書いて置いておけばOK! 持ち帰る必要なし!
絵を書いたり歌を歌ったりと楽しく生活しているようで、娘も「I like teacher!」と家に帰るといつも楽しかったと話しています
午前中のスナックタイム。スナックタイムが午前と午後で2回とランチもあります
お迎えはスクールバスか車が一般的。自転車ママはいません
ここクアラルンプールは車社会と言う事もあり、暑いのも原因だと思いますが、自転車に乗っている人を見たことがありません。ですので、日本で良く見かける自転車の後ろや前に子どもを乗せてお迎えの姿はたぶんゼロでしょう。
我が家は車がないので、スクールバスをお願いしました。片道からでもお願い出来料金は片道1ヵ月約5,400円です。
スクールバスは、このような車に数人で近くの子と一緒に乗って来るのですが、しっかりドライバーさんと学校の方が乗っていて、コンドミニアムの中まで入って来て、引き渡ししてくれます。先生から到着の2分前にLINEでメッセージが届きます。
Pm15:00 帰宅して昼寝タイム
お疲れ様でした〜
プロフィール●須藤夕子(すどうゆうこ)
広告代理店など三年間のOL生活を経てカメラマンへ転身。ポートレート撮影を得意としてリチャードギア、渡辺謙など撮影した著名人は1,000人以上。雑誌、広告などフリーランスフォトグラファーとして活躍。また「笑顔泥棒」と称しパリ、NY、マイアミ、沖縄など世界中の子ども達の笑顔を撮影し個展や写真集などで発表している。産経Expressで土曜隔週「笑顔泥棒 ガールズフォト講座」好評連載中。
写真教室は毎月一回不定期で行っています。Facebook「笑顔泥棒写真倶楽部」からお申し込み下さい。