毎日Eトレ!【134】wouldを
ネイティブみたいに会話で使おう

wouldうまく言えてる?

教科書で目にしたことのある”would”。Willの過去形? 知ってはいるけど、日本人には何となくニュアンスがわからなくて使いづらい! しかしネイティブの会話には実はいろんなところでよく使われます。早速実際の会話場面で使ってみましょう。

would like to ~

~したい

 

 

解説

 「~したい」という表現は、中学校で習うwant to を使うのが一般的だと思われがちですが、want toよりもwould like toの方がやんわりと自分の要望を伝えている「大人な」表現です。自分の意志がより強く表れています。want toを使うと相手の状況や意志など関係なく、自分の要望をストレートに伝えている、どちらかというと子どもが親に使うような印象もありますが、would like toだと同じ「~したい」でも「あなたは別の考えがあるかもしれないけど、私の気持ちだと~したい」と、控えめな表現になります。

 特に大人でカジュアルな間柄でない限りはこちらを使った方が無難です。お店やレストラン、ホテルなどでもこういう表現が使える方が、品格があっていいですよ。

 

(レストランで)

A:What would you like for your drink?

お飲みものはどうされますか?

B:I would like to have a glass of beer.

ビールをグラスでお願いします

 

 このようにlike toの後に動詞の原型をつける、want to とほぼ同じ使い方です。

 また、 would love toという表現がありますが、こちらは「心から~したい」という表現です。相手に対して、自分のできることは全てやってあげたい、そのくらい強い意志を表しています。would love toの後に続く動詞としてはhelp/support/be with youなどが一般的です。

 

 初めて会った人やフォーマルな場面で、いつものwant toではなくてwould like toを使ってみてください。

 

 

ライタープロフィール●M.K

小中時代をアメリカ、ワシントンの現地校で過ごす。帰国後ICU高校入学、都立大人文学部、途中オーストラリアのマッコリー大学へ交換留学。現地での専攻は英語科教授法、多文化多言語教育。10年間働き、大学院修士課程卒業。現在は応用言語学、モチベーションの研究に携わる。 

 

 


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