毎日Eトレ!【166】驚いた時、
びっくり度で使い分けたい英語表現
いくつか使い分けてみよう

今回のテーマは、何かを見て感じて驚いた時、それがどれくらいの驚きなのかご紹介します。驚きの度合いに見合った感情表現を聞き分けたり、自分でも使い分けられるように心がけてみましょう。
びっくり!
(It’s) surprising!
(目を見張る程)びっくり!
(It’s) amazing!
たまげた!
(It’s) astonishing!
仰天!
(It’s) astounding!
解説
日常生活の中で、買い物で欲しいと思ったバッグが予想以上に高かったり、つい先日までハイハイしていた赤ちゃんが歩けるようになっていたり、海外旅行先で行ったビーチがものすごく綺麗だったり、驚くことはたくさんあります。
日本語でもいろんな「驚き」を表す言葉がありますが、英語にもいろいろな表現があり、使い分けています。次のような単語で驚きを言い表すので確認してみましょう。
Surprising(サプライジング)→Amazing(アメイジング)→Astonishing(アストニシング)→Astounding(アストウンディング) の順にびっくり度が高くなっていくイメージです。
▶surprising
It’s so surprising that he can do back flip!
彼がバク宙出来るなんで、びっくりだね!
▶amazing
Isn’t it amazing that she actually achieved the challenging goal she set?
彼女があの大変な目標を達成したって、もの凄いことだよね?
▶astonishing
Are you kidding?
It’s just astonishing that you finished this 5,000g beef steak.
冗談でしょ?
この5,000グラムもあるステーキ全部平らげたのにはたまげたよ
▶astounding
It’s an astounding thing and I lost my words.
仰天して言葉が出ないよ
またネイティブは少し皮肉を言う時にも使ったりします。
Did you see him showing it off again?
It’s amazing.
また彼が自慢してたの見た?
びっくりだよね(皮肉を込めて)
これらの言葉は性別やカジュアルやフォーマルなどのシーンでの使い分けがある訳でもなく、人によって驚くタイミングやその驚きのレベルも変わってくるので、ネイティブが驚いた時には注意深く聞いてみましょう。まねして状況によって使い分けると、よりその感情が伝わりやすくなりますよ!
ライタープロフィール●Cinnamon Roll
高校で米国へ留学し、外語大で英語を専攻。卒業後に日本のメーカーで海外営業を担当し、その後外資系メーカーでキャリアを積み、現在は語学研修コンサルタントとして活動。これまでの経験を生かし、日常英語に加え、グローバルビジネスでも通用する英語も少しずつ紹介していきます。