EU離脱反対!!
Brexitに対するティーン達の声
6月の国民投票でイギリスのEU離脱が決まったね。それによってイギリスの信用が低下し、ポンド価格が下落し、EU全体の景気が思わしくなくなり世界的にデフレが起こるんじゃないかと危惧されているよ。未来を託されている18歳~24歳の若者の75%が今回の離脱に反対していたということもニュースで聞いたよ。
残念ながら投票権がなかった若者たちは、今回の離脱に対してどう感じたんだろうね?
残留派だった6人の意見を聞いてみたわ。
ー私たちは生まれた時からヨーロッパ人で、グローバル市民のはずよ。だからEU離脱なんて考えたくなかったわ。離脱によって私たちは国境を越えて活躍する可能性を奪われたの。90歳以上の人の意見よりも16~17歳にも離脱の是非を問うてほしかったわ。
ー75%の若者がこのままEUにとどまる意見に投票したわ。なのに、このありさま。今回のEU離脱は若者にとってこれまでで最悪の時代のひとコマになるでしょう。経済が破たんしたらこれまで以上に若者の生活は苦しくなるんじゃないかしら。
ー私たちの国はもはやUnited Statesではなくなってしまうわ。他のヨーロッパ国から孤立するだけでなく、今回の離脱によって国内が深く分裂するのは時間の問題よ。これは本当に恐ろしいことよ。
ー今回の離脱によって私のような若い人が確信のない未来の宣告を下されてしまった。他の国からの分断と孤立・・・。未来はいま以上にグローバルな世界になることを願っていたのに。何もEUを離脱しなくても、地元偏重主義とグローバルは両立が可能だったと思うわ。
ー僕は社会が恐ろしいよ。保守的な世の中になっちゃたら、僕みたいなLGBT(性的少数者)やメンタルヘルスの問題を抱える若者にとってはさらに生きにくくなりはしないかって心配しているよ。
ー離脱決定のニュースを聞いて、疲労困憊だし、将来が心配だし、正直動揺しているわ。未来のリーダーとなるのは僕たちだし、これからずっと長生きするのは僕らなのに今回の決定は無謀よ。
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