英語で楽しく読み解こう!
海外お騒がせセレブ、ニュース速報
ゴシップファン必見!

構成・文/高石真帆(編集部)
「リーディングを強化したいけど、英字新聞はつまらない」なんていうあなたにおすすめしたいのは海外のゴシップ雑誌。トレンドワードが多く、旬の話題も満載なので英語力アップだけでなく、英語圏のカルチャーを知るのにもピッタリ。このコラムでは、最新ニュースのヘッドラインを使って、今ホットな海外セレブの情報をお届けすると同時に、ゴシップ誌によく使われる英語の表現や、イディオムなどを“ゴシップ英語”としてご紹介します。
2013年は伝説的グッドルッキングカップル、ミランダ・カーとオーランド・ブルームの離婚や世紀のお騒がせアイドル、ジャスティン・ビーバー引退宣言など、衝撃的なニュースが世間を湧かせました。今回は、数多くのセレブから事件進行中の目が離せないハプニング・セレブを3人ピックアップ!
♠Taylor Swift(テイラー・スイフト)
恋多き女&年下好きで知られる歌手のテイラー・スイフト(23)に新しいロマンスの噂が。お相手は人気急上昇中の若手イケメン俳優ダグラス・ブース(21)。ロンドンのレストラン『The Holly Bush』で一緒にいるところを目撃され、仲睦まじい様子が伝えられましたが、なんだかこの恋、雲行きが怪しい!?
(Photo by Ian Gavan/2012 Getty Images)
こちらが最新ニュースのヘッドライン。
Taylor’s got it all — beauty, talent and success — but ‘Romeo and Juliette’
star Douglas Booth is still giving her the cold shoulder after their November date, according to a new report.
テイラーは全てを手に入れている ー美、才能、そして成功ー。しかし、最新のリポートによると「ロミオとジュリエット」から飛び出したスター、ダグラス・ブースは11月のデートの後から彼女を冷たくあしらっているという。
「America's sweetheart(アメリカの恋人)」とも呼ばれるテイラー様を冷たくあしらうなんて、なかなかやるな、英国紳士。今回のデートはテイラーの元カレ、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズにヤキモチを妬かせるためだったとも噂されているけど、ダグラスは利用されていたことに気づいていたのかも……。
【ゴシップ英語】
giving (him or her) the cold shoulder(冷たくあしらう)
このイディオムの「shoulder」は羊の肩肉を指します。その昔、心から歓迎するゲストにはローストした温かい肉を、反対に招かざる客には冷たいラムの肩肉を振舞ったという過去の慣習に由来した慣用句だそう。
according to〜(〜によると)
多媒体の記事がソースになっている場合に頻繁に使われるイディオムで「according to (媒体)」=「(媒体)によると」という意味になります。また媒体だけではなく「according to (人)」=「(人)によると」という表現もニュース媒体などではよく見受けられます。
♠Miranda Kerr(ミランダ・カー)
2013年、海外セレブファンを騒然とさせたニュースと言えばミランダ・カーとオーランド・ブルームの離婚。「あの美しいカップルに何が……」双方の浮気などが数々のゴシップメディアで伝えられましたが、最近こんな破局原因説が浮上。お相手は、あのお騒がせアイドル……。
こちらが最新ニュースのヘッドライン。
Justin Bieber and Miranda Kerr allegedly partied together after the fashion show in Nov. 2012, which caused serious tension in her marriage with Orlando Bloom, 36. But did a reported hotel outing after the party lead to Miranda and Orlando’s split?
報道されるところによると、ジャスティン・ビーバーとミランダ・カーは2012年のヴィクトリアズシークレットのショーのアフターパーティでイイ感じだったとのこと。2012年、ちょうど、オーランド・ブルーム(当時36歳)との結婚生活が苦境に達していた頃であった。パーティの後に2人はホテルへ姿を消したというリポートが伝説カップルの別れの決定打になったのか。
え!? 年の差11歳。まだティーンエイジャーのジャスティンはミランダにとってはお子様じゃないの? ミランダまさかのショタコン説。
【ゴシップ英語】
allegedly(報道されるところによると、伝えられるところによると)
こちらはニュース媒体などでは頻繁に使用される副詞で、上で紹介したaccording to〜と同じ働きをします。
split(別れ)
もともとはひとつの物をまっぷたつに割くという意味があるこの言葉は、別れたりくっついたりを繰り返すセレブ達とは切り離せないゴシップ誌頻出単語。
♠Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)
先月はラジオで引退宣言し、年上のお姉様ミランダにも手を出しちゃう世紀のお騒がせアイドル、ジャスティン・ビーバーが、最近、元カノ、セレーナ・ゴメスとイイ感じらしい。
(Photo by 2013 Getty Images)
こちらが最新ニュースのヘッドライン。
Never say never! Justin Bieber, 19, put Selena Gomez , 21, through some pretty tough times in 2013. But when push comes to shove, she can still believe in him. The on-again, off-again couple were spotted riding Segways together around his Calabasas neighborhood on Jan.
諦めるのはまだ早い。ジャスティン・ビーバー(19)とセレーナ・ゴメス(21)にとって2013年はかなり辛い時期だった。しかし、行き着くところ、彼女はまだ彼を信じているという。このくっついたり離れたりを繰り返すカップルは1月、ジャスティンの故郷カラバサスでセグウェイ(二輪車)に同乗しているところをパパラッチされた。
米経済誌フォーブス誌が毎年発表している 世界のセレブ100人番付で17歳の若さにして3位で番付デビューを果たしたビーバーの推定資産は100億円。引退宣言もしたことだし、今後はセレーナと若すぎる隠居生活?
【ゴシップ英語】
Never say never!(諦めるにはまだ早い、不可能なことはない)
直訳の「決してないなんていうことはない」から、「不可能なことはない」→「諦らめるにはまだ早い」といった意味になります。このイディオムはジャスティン・ビーバー自身の楽曲のタイトルにも使われています。
The on-again, off-again(くっついたり、離れたり)
直訳すると「ついたり、消えたり」だけど、日本語訳をするならくっついたり離れたりがぴったり。ジャスティン&セレーナカップルはまさにこのイディオムの代名詞です。
いかがでしたでしょうか。アメリカで毎週発行されるゴシップ誌は、現地で3ドル~5ドルほどで購入ができるので、旅行のお土産にもおすすめですよ。他にも海外のファッション誌やウェブマガジンにはセレブ情報が充実しているので、お気に入りを見つけて、楽しく英語を勉強してくださいね。