毎日Eトレ!【199】よく頑張ったね、
ネイティブ英語のバリエーションはこれ
使い分けてみよう!

今回のテーマは、人の努力に対して労いの言葉を掛けるときに使えるフレーズです。頼みごとを完璧にこなしてくれたり、期待以上の仕事をしてくれた人には素直に「お疲れさまでした」や「ご苦労さま」と言いたくなりますし、相手も言われると嬉しいし、またやってあげようという気持ちになりますよね。コミュニケーションにおいて非常に大切なフレーズです。
Good job.
よくやったね(良い仕事をしたね)
Well done.
よくやったね(お疲れ様、ご苦労様)
You've earned it.
頑張ったね(努力に対して報酬を手に入れた)
You deserve it.
頑張ったね(報酬を得るに値する)
解説
頻繁に聞くのはGood job!やWell done!ですが、紹介したようにいろいろあります。シーンに応じて使い分けてみましょう。
Good job. 「よくやったね」(良い仕事をしたね)
例文のようにママから子どもへ友だちに、同僚に、幅広く使われるフレーズ。
強調したい時はgoodの代わりにgreatやexcellentといった「素晴らしい」を意味する単語を使うと良いでしょう。
<例文>
Your son : Mommy, I cleaned my room.
ママ、お部屋の掃除したよ
You : Good job!
良くやったね!
Well done. 「よくやったね」(お疲れさま、ご苦労さま)
well doneは期待以上のことをしてくれた時に使われていることが多いフレーズです。つづりはステーキの焼き加減のwell doneと同じです。
<例文>
Did you already finish this? Well done.
もうこれ終わったの? よく頑張ったね!
You've earned it. 「頑張ったね」(努力に対して報酬を手に入れた)
You've(have) earned itは直訳すると、「あなたはそれを働いて稼いだ」となりますが、汗水流して報酬を得られた、すなわち頑張って稼いだという意味となります。
good jobとwell doneとは違い、例えば会社ならボーナス、大学だったら卒業証書など、何らかの報酬や見返りが発生するものはYou've earned itが使えます。
<例文>
Your boss : Here's your bonus. You've earned it.
これがあなたのボーナスです。よく頑張りました
You : Thank you very much.
ありがとうございます
You deserve it. 「頑張ったね」(報酬を得るに値する)
deserveは「〜に値する」という意味があり、You've earned itと少し似ています。
<例文>
A : I heard you won the 1st prize at the English Speech Contest. You deserve it as you practiced a lot.
英語スピーチコンテストで1位だったって聞いたよ。たくさん練習してたから、1位に値するよ
B : Thank you.
ありがとう
➡win the 1st prizeで「1位を獲る」となります。ちなみに、1st prizeをgold medalにすると「金メダルまを獲る」と言うことができます。
いろんなニュアンスの労いの言葉があるので、状況に応じて使い分けてみましょう。
ライタープロフィール●Cinnamon Roll
高校で米国へ留学し、外語大で英語を専攻。卒業後に日本のメーカーで海外営業を担当し、その後外資系メーカーでキャリアを積み、現在は語学研修コンサルタントとして活動。これまでの経験を生かし、日常英語に加え、グローバルビジネスでも通用する英語も少しずつ紹介していきます。