ゆき姐こと兵藤ゆきさん直撃(前編2) 

「英語学習のキモは、文法と英語環境」

Cheer up! Interview
〜英語を学んだ先輩からのメッセージ〜Vol.07

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撮影/高嶋佳代 取材・文/甲斐真理愛(編集部)

 

ーー文法を理解するってちょっとハードルが高いです。簡単な学習法はありますか?

 

かっちり勉強しないで「いつの間にか、少し英語が話せるようになるといいな」という人におすすめなのが“英語だらけの環境で過ごすこと”です。
私はNYで日常的に英語に触れて少しずつ慣れていきましたし、ネイティブの表現方法を覚えることもできました。でも、日本にそんな環境無いですよね? だから、家の中だけでも英語だらけにして、英語に慣れるといいと思います。
例えば、家に帰ったら洋楽を流すとか、英語のカレンダーを使うとか。ソファーに「sofa」、電子レンジに「microwave」って名札を貼るとか。見聞きするものを全部英語にするのもありですね。
後は、家族とのちょっとした会話を英語にするといいですよ。
朝起きて「Good morning!」「How are you?」と挨拶するだけでもOK。「How do you feel this morning?」「Yes good!」とやり取りしてみるとかね。とにかく“英語を口から繰り返し出すこと”が大切です。その時はネイティブみたいに抑揚をつけて話してみてくださいね。抑揚のある明るいリズムで会話すると、楽しい気分になれますから。
ただ、最初からたくさんの英語を使おうとすると嫌になってしまうので、まずは簡単な3フレーズくらいからスタートして、覚えたら次の3フレーズに挑戦する……、などするといいですね。

 

 

そんな方法なら楽しく英語を勉強できそうです!  英語を学んだきっかけと学習法をご紹介した前編に続き、後編ではNY流の教育法と、子育てについてお伺いします。お楽しみに〜!
★後編はコチラ!:ゆき姐こと、兵藤ゆきさんを直撃(後編)「子育ては、I know you can do it」

 

■プロフィール
兵藤ゆき(ひょうどう・ゆき)
個性的で明るいキャラクターが幅広い世代に受け入れられ、多くのバラエティ番組で活躍。現在はNYと日本を行き来しながら、テレビ・ラジオ番組に出演。ホームウェアや下着などのブランド『yukine inc.』デザイナー、エッセイスト、また、小学校英語準認定指導者、チャイルド・コーチングアドバイザーの資格を活かし、英語学習や子育てに関する講習活動も行う。著者『コミックエッセイ これで英語がちょっとできるようになりました。』(アスコム刊)他、多数。
●兵藤さんのブランド:『yukine inc.』:http://bradelisny.jp/yukine

 

●『コミックエッセイ これで英語がちょっとできるようになりました。』(アスコム刊)

 

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