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ENGLISH TIPS
2014.01.24

「wearable」で形容詞?
語彙力アップの奥の手"接尾辞"

目からウロコな英語学習テクを伝授!

構成・文/山川俊行(編集部)

 

近年、『Google Glass(Google)』や『iWatch(Apple)』など、体に身につけて持ち歩くことができる情報端末「Wearable Computer(ウェアラブル・コンピュータ)」が注目を集めています。今後、国内大手メーカーもウェアラブル端末の発売を予定しており、さらなる開発競争の激化が見込まれています。


ところでみなさんは、「wearable(ウェアラブル)」の「able」の用法ってご存知ですか? ここでの「able(~できる)」には、「wear/身につける(動詞)― wearable/身につけられる(形容詞)」のように、単語の品詞を変える“接尾辞”の働きがあります。実は、この接尾辞の種類を頭に入れておくだけで語彙力アップの近道になるんです! そこで今回は、押えておくべき接尾辞を編集部独自にピックアップしてみました!

 

◎接尾辞って何?

接尾辞は、単語の後ろについて、その単語の品詞を変えるという性質があります。例えば、「actor(俳優)」という単語は、動詞「act(行動する)」の後ろに、「〜する人」を意味する接尾辞「or」が付くことで名詞に変化します。このように単語を分解して考えると、「drunkard」は、「drunk(酔っぱらった)」に「-ard(大いに〜する人)」が付くから名詞「飲んだくれ」、「arabesque」は、「arab(アラブの)」に「-esque(〜風の)」が付くから形容詞「アラブ様式の」といったように判断できます。日本語でも、「鮪」という漢字がわからなくても、魚へんが付いているから魚関係の漢字かな?と考えつきますよね。英語も同様で、接尾辞の種類を知っておけば意味の予測が立てやすくなり、テストや英字新聞などで知らない単語に出くわしても、あたふたすることも少なくなるというワケなんです!

 

続いて、品詞ごとの主な接尾辞と単語例をご紹介します!

 

◎品詞別接尾辞まとめ

接尾辞単語例
-age

nonage(未成年)

-ate

candidate(候補者)

-ation

occupation(職業)

-ar

scholar(学者、奨学金受領者)

-cy

efficiency(効率)

-er

bystander(傍観者、野次馬)

-ee

employee(従業員)

-dom

wisdom(賢さ)

-ian

pedestrian(歩行者)

-or

nonconductor(絶縁体)

-ist

audiologist(聴覚訓練士)

-hood

childhood(幼年時代)

-ic

epidemic(伝染病)

-ics

statistics(統計)

-ism

socialism(社会主義)

-ment

development(発展)

-um

calcium(カルシウム)

-ry

bravery(勇敢)

 

【形容詞をつくる接尾辞】

接尾辞単語例
-able

capable(有能な)

-al

abnormal(異常な)

-an

urban(都市の)

-ant

vacant(空っぽの)

-ary

military(軍の)

-esque

Alhambresque(アルハンブラ宮殿風の)

-ible

invisible(目に見えない)

-ic

heroic(英雄の)

-ly

semimonthly(半月ごと)

-ive

sensitive(敏感な)

-ous

tremendous(巨大な、ものすごい)

 

【動詞をつくる接尾辞】

接尾辞単語例
-ate

animate(いきいきさせる)

-en

darken(暗くする)

-ise

generalise(広まる)

-ish

abolish(廃止する)

-ize

stabilize(安定させる)

-le

dazzle(目をくらます)

 

【副詞をつくる接尾辞】

接尾辞単語例
-ly

efficiently(能率的に)

-ward

cityward(都市に向かって)

-way

anyway(とにかく)

-wise

afterwise(のちに)

 

いかがでしたか? 接尾辞を知っているのと知らないのとでは勉強にかける時間に格段の差が出るので効率良く勉強したいあなたにオススメです!次回は、接尾辞とセットで覚えておくべき“接頭辞”をご紹介します。乞うご期待!

 

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