「学生時代の成績がよくないですね」
英語の面接どう言う?【128】

会社でイチモク置かれる
ビジネス英語フレーズ

「会社でイチモク置かれるビジネス英語フレーズ」では、ビジネスシーンで使えるフレーズを毎日紹介していきます。ここからの20日間は、英語面接で使えるフレーズに注目していき、どんな場面で使えるのかを徹底解説! 一緒に覚えておくと便利なフレーズもお届けします。

日本は学歴偏重主義と言われますが何かが違うように思います。 小、中、高校と塾や家庭教師をつけて家の手伝いを免除してまでよい大学にと躍起ですが、 大抵の場合はそこまでです。その後の就職もいわゆる一流大学に入ればほぼ、心配無用。 でも大学は本来モラトリアムではないのです。 最高学府でやりたいことがコンパであっていいはずがありません。

 

Why didn’t you do better in your academic work?

ホワイ・ディデュンチュー・ドゥ・ベター・イン・ユア・アカデミック・ワーク

学生時代の成績がふるわなかったようですが?

 

こんなフレーズ

 

academic workは大学や大学院での仕事ということですから当然ながら学業のことです。 日本の大学は容易に単位を与えてくれる先生の情報が出回っていたり、 代返もできれば卒論さえ適当でOKという環境なので就職面接で成績を話題にすることは 考えにくいですが、欧米の大学はまったく違います。 卒業することのほうが大変なので個人差はありますがちゃんと勉強します。 それが当たり前ですから成績が悪ければ不審に思われるんです。

 

どんな場面で使える?

 

欧米の企業であれば割とメジャーな質問です。新卒なら覚悟しましょう。 18歳になったら独立して学費も自分で負担する欧米ではきちんと目的意識を持って 大学生活を送るのが大前提。学業が不振なら何をしていたのかを明確に語りましょう。

just because ‥‥doesn’t mean ~という構文が使えます。 (‥‥だからといって~であるとは限らない)という意味です。 学業以外の何かに打ち込んでいたのなら評価も上がろうというものです。 大人になりたくないピーターパンではないことをきちんと説明しましょう。

 

これも一緒に覚えよう

 

Just because I didn’t do better in my college doesn’t mean I didn’t focus on my academic work. (大学時代の成績がよくなかったからといって勉強に集中していなかったということではありません)

I attended a preparatory school for CPA examinations while in college. I had difficulty managing to study both at the prep school and at college, but I was able to pass the examination and obtained the qualification of CPA before this interview. (大学在学中に公認会計士試験のための予備校に通っていました。ダブル・スクールは大変でしたがこの面接試験前に晴れて合格、資格を取得できました。)

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